ヘルメット

増えましたね〜、山でのメット姿。
昔は一般道では全く目にしませんでした。岩屋でも一般道に出たら仰々しい姿が気恥ずかしく、なるべく目立たないようにゼルバンは外しメットもザックに仕舞っていました。
それが最近では見慣れてきた所為か違和感を感じなくなりました。
考えてみると私自身頭に落石を受けた事は有りません。せいぜい1cm以下の小石が雨のように降って来る事はよくありましたが。そしてメットのお陰で難を逃れたのは、岩場より荒れた一般道での方が多いように思います。張り出した木の枝や岩角にぶつけたり。

最近よく頭をぶつけるようになりました。勿論一般道です。登山道は昔より整備が進んでいますから私自身が注意散漫になっているって事でしょう。
そんな訳で、「私も安全の為に常時メット着用しようか?」なんて思ったりしています。現役の頃は蒸れによるハゲを気にしていましたが、もう今なら年相応でしょう。と言っても私のボスミルのメットは遥か昔に捨てられてしまったし、かみさんの滝谷(エバニューの格安メット)は止め金具がサビサビだし。新たに買うとしてもかみさんに見つかると一悶着起こりそうです。(かみさんは今の山の状況を知らないので、メット=岩登り再開と思うに違いありません。)

そんな折ですが、今朝メールチェックしていたら、メットのバナー広告。
なになに、エーデルリッド製? 語尾のDはドイツ語ではTの発音になります。音声重視ならエーデルリットでしょ。
しかし懐かしいですね。まだ健在だったんですね。エーデルリットと言えばザイルの老舗メーカー。後発でエーデルワイスが出て来て若干安かった事を思い出します。私もワイスを買ったんだったかなあ?
そうそう、皆さん略してリットのザイルとかワイスのザイルって呼んでましたっけ。
エーデルリットの社名を目にしただけで深い感慨に耽るtanuoさんです。