すっかり涼しくなりました。

9月30日土曜日の御在所通勤は秋らしくなったとは言えまだまだ残暑が強くそれなりに大汗をかきました。
明けて翌日の10月1日は小雨も降り急に涼しくなりました。9月と10月でまるで線を引いたかのような気温差。
その夜、最後にシャワーを浴びたかみさん、寒いと言って夏用パジャマから冬用パジャマに着替えてベッドに。流石にこの日は窓も閉めて床に就く事に。
翌月曜、朝から冬布団を出して干すようにとかみさんが言います。はい、天袋のように高い所にある重量物は力無しのかみさんには取れないのです。でもまあよくぞここまで回復したものです。
仰せに従い専用の箱?袋?に入った冬布団を三つ出し縁側に干します。暖かな日射しが気持ちよく感じられるほど日中の気温も下がりました。
昼過ぎ、また押入れに仕舞っておくのかと思っていたら、ベッドの上に出して置くようにとの仰せ。『流石にまだ早過ぎるだろ。』との言葉を呑込み仰せに従います。『まっ、良いか。暑けりゃ足元に遣っとけばよい事だし。』
その夜、流石に暑いので布団の端っこを腹に掛けるだけにして足と胸から上は布団から出して寝ます。
そして朝目覚めると、なんと布団をしっかり全身に被って寝ていたではありませんか。布団の中はほんのりと暖かく超絶好い心地。羽毛が天然のエアコンと言われる所以でしょう。
しかし同時に不安に思います。『こんな早くから冬布団の厄介になるなんて!』
若い頃は寒さに慣らす為に11月に入るまで夏蒲団(タオルケット)で過ごしていました。耐寒訓練の為、真冬にベランダで寝袋に包まって寝る事もありました。
軟弱になったものだと思うと同時に『今更なぜ寒さに慣らす必要があるんだろう?』
そうです。そんな強迫観念に縛られる必要なぞどこにもありません。今更冬のビバークなんてする事は全く無いのですから。これって長年の間に染み付いてしまったものなんですね。頭の切替も出来なくなってしまった老害tanuoさんです。