ちょっぴり良くなったかなあ

あいかわらず自力で起き上がる事はできませんが、前より少し良くなった気がします。
贅肉か筋肉か定かではありませんが首から背中にかけて少しふっくらしてきたようでます。くっきり浮き出ていた背骨が以前より目立たなくなり、そのおかげで褥瘡もやわらいでいます。座っている事が多い所為か尾骶骨辺りの褥瘡は相変わらずですが。
なにより嚥下が改善されたようで、鼻チューブが外れた事が回復のきざしを感じさせます。ゼリーは使っていますが口から薬が飲めるって有難いです。一時は胃瘻まで進行するのではないかと不安でしたが一安心です。「胃瘻なんて絶対にいやだ。そんな事するくらいなら死んだ方がましだ。」なんて言っていたかみさん自身が一番回復のきざしを実感しているのでしょう。
とは言えステロイド(プレゾニゾロン)を減量したとたんにCKがはねあがりまた戻したままという事を考えると、一概に楽観視できる訳ではありませんが。
という事は、ステロイド抵抗性が高い(抗SRP抗体陽性)とは言え全く効いていない訳ではないんですね。だから免疫抑制剤との併用って事になるのですね。
一方プログラフ以外の免疫抑制剤に切り替えるという選択肢もある訳ですが、Y先生は当面は考えていないとの事。
相変わらず様子を見ながら綱渡りをしているようでなんとも不安ですが、少しづつでも良い方向に向かっているのならそれで良いと自分に言い聞かせています。
最近は食欲もあり少々過食気味のようで、毎日腹が重いと言っています。ステロイドの所為かどうか解りませんがお腹と顔がふっくらしてきてまるでアンパンマンです。ムーンフェイスってやつかな?
嚥下改善のおかげかいろんなものをリクエストされます。ステーキが食いたい。ローストビーフが食いたい。うなぎが食いたい。リンゴを剥いて持って来い。不老柿(亀屋芳広の和菓子)を買って来い。
つい先日はS司にマックのフライドポテトを買って来させほんの少しですがなんとか食べたそうです。
健康な時は私より大食漢だったのですから病院食だけで足りる訳がありません。食欲があり食べる事が出来ればそれが楽しみにもなります。それが知らず知らずの内に体力回復に繋がり病状の改善に繋がればこんな良い事はありません。ほんの少しづつでも良い方に向かっているのなら万々歳です。
「んじゃあ明日の土曜日は久しぶりにメタボ治療にでも出かけるかな?」と言ったら「良いよ。でも噴火に気をつけてね。」
鈴鹿に火山なんてないぞ。」と言えば「温泉があるんだからマグマの活動がある筈だ。」
相変わらず屁理屈だけはとどまる事を知りません。身体も口くらい元気になってくれ〜。