前のマンションが約3年、この家に移ってから約23年。 26年間もよくぞ払い続けてこれました。
そのローンも今年の2月末をもって完済しました。
抵当権抹消登録をしておかなくてはなりませんが銀行から何の音沙汰もなし。それでこちらから問い合わせると、1ヶ月程遅れて書類一式を発送するとの事。「えらいルーズだなあ。まっいいか。」と待っていたらやっと先日送られて来ました。問い合わせ時についでに司法書士さんに手続きを依頼するとどれくらいかかるか聞いてみると、諸経費別で3万円ほどとの事。ドケチのtanuoさんはその3万円も勿体ないので自分で手続きをする事にしました。
まず法務局の場所を調べてお出かけです。窓口で問い合わせると相談窓口の整理券を渡してくれました。すぐに呼ばれ相談員の方にその旨を話し書類等を渡します。
多少書類の不備はありましたが、とりあえず必要事項を指示に従い申請書に書込んで行きます。
一通り済んだ後、一度家に戻り問われた事を登記簿で確認、住民票が必要になりその足で役場へ。そして再度法務局へ。
割と懇切丁寧に処理方法を指示してもらい手続き終了です。かかった費用は収入印紙代が合わせて4,000円と住民票の200円。司法書士の代行手数料30,000円がまるまる節約できました。
帰宅後、「僕の一生はこのローンを払い続ける為だったようだ。」とかみさんに言うと、「悪かったわね〜。」
別にそんなつもりで言った訳ではないのですが、ただなんとなく感慨深いものがあります。過ぎてしまえばどうって事は無いのですが…。
ローンが終わって最後に残ったのは、既にガタが来た古家と腐れ土地だけです。
「こんな家売っ払って他所に移ろうか。」と言うと、
「こんな腐れ地でも住めば都。住むならここが良い。」とかみさんは言います。
20数年の間にご近所の全ババ連との親交を深め、それがかみさんの財産でもある訳です。
しかしこの家、ボロくなったものだなあ。
後は10日後くらいに出来上がった登記簿を貰いに行くだけです。
この20数年、いろんな事がありました。ローン完済も人生の一区切り。また次の人生のイベントが待っていることでしょう。80歳まで後20年。もう一度ローンを払い続けられるほどの時間です。さて、何をしようかな〜。
