今日はクリスマス

昨日12/24はイブ。そして爺さんの退院日。同時に老人保健施設への入所日。
当初駄々をこねていたものの現実を認識してか納得して入所。家へ帰る基準をどの程度を目安とするかは曖昧なところもありますが、介助なしで生活が出来なければ自宅に戻るのは無理です。昼間は誰も居ないものですから。
病院へは早めに迎えに行きましたがなんだかんだで結局は10時頃に出る事に。施設に入所する前に一度家に寄りたいと言うので、長居は出来ませんが家に。
車庫を造る時にかみさんのたっての希望で造ったスロープ、先見の明があったと言うべきでしょう。たとえ1.5m程度でも爺さんの覚束ない足で上がるにはこれなしではとても無理でした。手摺りを伝って危なげなく登っ行きます。ただ玄関前の石段2段が掴まる物がなく少し不安定です。壁に沿って行けば良いのですが少し大回りになってしまいます。植栽横に手摺りを付ければ問題なさそうです。
施設に持ち込みたい物を持ちすぐに出発です。来た道を引き返し施設には約束時刻の15分前に到着。
部屋に案内された後、看護師さんからいろいろと説明を聞きます。同時にまだ未記名の私物に記名します。暫く後に昼食の為食堂へ。ここもリハビリを兼ねて皆が食堂に集まり食事を摂るようになっています。平坦な所ならほんの少しですが掴まる物がなくても自力で歩けるようで、爺さんは車椅子を使わずに食堂へ。
その間に私は職員さんと入所手続きを済ませます。到着したての【要介護2】の介護者証や後期高齢者保険証を取り出し書類に署名を繰り返します。書くとこが多いなあ。
その他注意事項など延々と説明を受けます。こりゃ覚えきれんぜ。
糖尿病もありお菓子の差し入れは禁止。入院中に体重がかなり減ったそうですが、肉食爺さんこれから旨いものをしこたま食おうと思っていたのが御破算に、おまけにお菓子も禁止。年の割に大食らいだったのに可哀そう。でもそのおかげでリバウンドしなければ健康にも良いし。食事だけは帰宅後もここで食べた方が良いかもしれません。そんなことは出来ないでしょうが。
正月、T哉達が帰って来るのに合わせ爺さんの外出許可も申請しなければなりません。曾孫の顔も見たいでしょうし。


一段落してから一旦家に戻ります。もっと時間がかかるかと思いましたが若干ですが早く済みました。遅い昼食を摂り次はかみさんの病院へ。
かみさんはこの日が化学療法2クール目。クリスマスケーキも24日に持って行く予定でしたがとても食べられないだろうと22日の夜持って行きました。それを食べ過ぎて早速「気持ち悪い。」と言っていました。抗癌剤の点滴もしていないのにケーキの食い過ぎで気持ち悪いだなんて、まるで漫画ですねえ。もう要らないとの事で持ち帰ったのですが、翌23日にはまた食べたいとメール。それで昨日23日はS司が再度持って行ったそうです。
そして24日、夕方行くと病室に姿がありません。てっきりゲーゲーやっていると思っていたのにリハビリに行っているそうです。リハビリルームへ行くと至って元気にしています。
病室に帰ってからも割と元気です。それでもさすがにもう食べられないらしくクリスマスケーキの残りを持ち帰るように言います。一体何往復してるんや。
昔は12インチデコレーションをワンホール丸ごと一度に平らげていたのにねえ。
クリスマスイブの病院デート、早めに終え帰宅します。帰宅後もメールがひっきりなしに飛んできます。食事の仕度がその度に止まります。クリスマスイブの【メール de デート】、これもまた楽しからずや。
S司のi-Pad、暫く前からかみさんの病室に置きっ放しです。Netで貸切家族風呂のある温泉を検索したりNet買いするものを物色したり。候補を選んでおき買うのは私。私のへそくり口座からクレジットカード払いです。ほんとしっかりしてます事。でもなあ、それだけ元気になった証拠。大目に見てやるか。このi-Pad、前は重くて持つ事も出来なかったのですが今は平気で持っています。それだけ腕にも筋力がついてきたって事です。徐々にではありますが良い方に向かっている事が実感できます。