健康保険証

10月1日付けで国保から組合健保へ。
法令改正でバイト先の健康保険に切り替えられる事になりました。あ~面倒臭い。
私のは10月中旬に新保険証が配布されましたが、扶養家族であるかみさんのが忘れられておりそれがやっと11月7日月曜に配布されました。それも発行が11月2日と半端な時期になっています。10月30日に受診した歯医者は国保のままで済みましたが、11月7日の日赤検診には間に合わず実費支払い。それを本日新保険証持参で差額分を返却してもらったそうです。
私の場合も10月上旬に受診した眼科と日赤検診が国保で支払ったので新保険証入手後持参して保険証切り替えの事務処理をしてもらいました。放っておくと後日役場から国保負担額を請求され、その領収書を保険組合事務所へ持参してそこで還付を受けなければなりませんから。
かみさんの保険証入手後は役場で切り替え手続き。11月納付分が大幅に減額され以降の納付分は無しに。その代わり11月以降はバイト先の給料から天引きされる事になります。それでも健保組合への納付額の半分は会社が負担してくれる事になるので有難い事です。
国保の場合年額20数万円を納付していたのですが、その約半分で済むことになります。
そこで頭に?が浮かびます。
ウチって今そんなに医療費払ってないよなあ。年間負担額の3~4倍が医療機関への支払いとしても夫婦二人で10万円もかかっていません。
若い頃は健康保険料なんて一方的に払い捨てているようなものと思っていましたが、そこまで行かなくてもそれに近付いていた事に気付きます。「ああ、やっと我々も負担してやれる側になったんだなあ。」ちょっと誇らしく思えます。
かみさんが大病を患った時は手厚い社会保障で本当に助かりました。医療費の自己負担額が月に約8万円を超えた分を補填してくれる高額医療費制度や、国が指定する難病の場合は特定疾患受給者証を受ける事で自己負担額が2万円(所得により変わります。)で抑えられます。
その他にも働けずに所得が無い場合は健保組合に申請すれば最長18ヶ月にわたり傷病手当金が受給できます。
この時は「本当に日本って手厚い福祉国家だったんだなあ。日本人に生まれてきて良かったなあ。」と思ったものです。
まさにこんな時の為の【保険】なんですね。
健康で医療機関にかからずに済むのなら【払い捨て】で良いのです。万一の為の保険ですから。