旧知の友

2024年ももう2月。そろそろ年賀状の住所録の整理でも。K君も長い事賀状が来ないので、リストから外そうかと思っていた矢先、封書で連絡が。早速連絡を取り本日会ってきました。
最後に会ったのがもう30年以上前。お互い年を食いました。マスクをしていたら街で逢っても絶対に判らないでしょうが、マスク無しだと面影が色濃く残っています。
会わない間に起こった大きな出来事などの近況報告から昔話など話は尽きません。
加齢と共に昔の事をよく想い出すようになったとK君が言います。お互い様と思っていたら意外な一言。
私に意地悪された事を想い出すのだとか。個人山行で木曽駒へ行った時の事だそうです。あの時の事は私も朧げながら覚えています。確かK君の他にAさん、F君そして私の4人だったと思います。そして私の記憶に残っているのは雪に降り込められ一日沈殿した事のみ。
ところがK君が言うには、K君のザックにいつの間にか大きな石を入れられていたのだとか。半バテで休憩の時、私が妙にニヤニヤしていてそれで気付いたのだとか。その後も一緒に山行をしていたのに、その事について一言も口にしていませんでした。後輩という事で口に出せなかったのでしょう。やったであろう私は全く覚えておりません。今更ながらですが謝っておきました。
まあいかにも若いガキ共のやらかす事らしいです。昔はこんな悪戯をよくやっていたんですねえ。やられた側は堪ったもんじゃないでしょうが。
今ならパワハラ認定でしょうが当時はそんな事が日常茶飯事という、おおらかと言うか無自覚と言うか、そんな時代だったんですね。
K君にとって積年の恨みも解消出来た事として、お互いLINE交換。今後は無料のLINE電話で連絡を取り合う事が出来ます。