正月早々

大規模地震が起こるとは!
午後4時を少しまわった頃に携帯TEL、TV共にいきなりのアラート音!
石川県で大地震? 続いて直ぐに津波情報。
暫くしてからユラ~リ、ユラ~リ、かなり長い時間ゆっくりと大きな揺れ。
かみさんの話だと東日本大震災の時もこんな揺れだったそうです。その時は私は地下鉄の中だったので直接の揺れは感じておらずこれが初体験です。しかしこれだけ距離が離れていると初期微動って感じないのですかね?
津波と聞くと直ぐに福島原発が思い浮かびます。そしてこの辺りの日本海側も原発が多い所です。震度6と言ってましたからかなり大きな地震ですが原発って地震の揺れに対しては結構頑強に作られています。しかし福島原発がそうであったように津波には脆弱で電源喪失となれば福島同様メルトダウンは免れません。あの辺って志賀、敦賀、美浜、高浜、大飯と集中しており言わば原発銀座です。新潟側には柏崎刈羽もあり、こちらは規模的に他の原発よりかなり大きいです。福島の教訓が生かされて津波対策が取られていれば良いのですが。
暫くすると3mの津波警報が5mの大津波警報に切り替えられました。でも実際にTV画面では1m程度の所ばかり。電源喪失の心配は無さそうかな?
しかしこの日本と言う所、地理的にも地勢的にも本当にリスキーな所ですね。ちょっと大雨が降れば水害や土砂崩れ、地震が起これば建物の倒壊や火災だけでなく海からは津波。おまけに火山の噴火による災害。天災のオンパレードです。そしてテロ国家と海を隔ててすぐ隣です。
輪島では火災も起こっているようです。この寒空に地震、火災で住居を失った人達にかける言葉もありません。また永い避難所暮らしを強いられる事になるのですね。
危険と隣り合わせで生活している人達、先祖代々その危険地帯に住んでいる為抜け出せないのかもしれません。私の場合は元々が根無し草だったおかげでリスクを避けて住む場所を選ぶことが出来ました。それを思うと根無し草って悪い事ばかりじゃないのかも。
危険地域に暮らしている人達に対し、行政はもっと安全な生活を担保する為に介入しても良いのではないかと思います。もちろん強制は出来ませんが、仕方なく住んでいる人達にはもっと安全な場所を提供するとか・・・。
東日本大震災の後、行政の主導で浜辺から安全な内陸部へ住宅地を移した所も多いです。災害が起こったから行政の指導に従ったとも言えますが、住民への理解を深める為の指導を行政はもっと積極的に行うべきではないかと。