わさ男

緑区乗鞍のヤマギシへ行く途中、白土の交差点を通ります。
この交差点のすぐ傍、岡崎に向かう道と豊明へ向かう道の双方にトの字型の三叉路があります。家からだと、その三叉路の一つから幹線道路に入り次に白土の交差点を豊明方面へ左折して、そしてまた直ぐにもう一方の三叉路を鳴海方面へ右折する事になります。この流れで白土の交差点を通過する車がかなり多くいつも渋滞します。往路だけでなく復路の場合はもっと混みます。
それで帰りはその込み具合を見計らってその手前から左折して白土の手前の県道岡崎線の信号に出るようにしています。
そのショートカットコースの信号手前左側の民家に飼われている秋田犬が【わさ男】です。
これはかみさんが勝手に付けた名前で本当の名前は知りません。
いつも大きな犬小屋で寝そべっていて全身を見る事はあまりありませんが、あの秋田犬特有のとぼけた顔がなんとも愛くるしく、かみさんはいつも「散歩に連れてって貰っているのかなあ?」なんて心配しています。他所の子の事ながら気になるようです。
時々傍若無人なカラスが食べ残したエサをつつきに来ていますが、わさ男クンは我関せず。全く気に留める事も無く寝そべっています。
かみさんは、ヤマギシの帰りにわさ男クンに逢うのが楽しみになっているようで、三叉路がそんなに混んでいなくても「わさ男、わさ男。」とショートカットを催促します。
そして本日も例に違わずわさ男に逢ってきました。今日は小屋から薄汚れた足だけが出ていたとか。
お風呂にも入れて貰って無いのかなあ? この暑い最中、ちょっと可哀そうです。
家でまた大型犬を飼うほどの元気も無いし、毎週わさ男に逢うのを楽しみに。大型犬を飼っているつもりでいる事にします。手間も餌代もかからずお廉く済みますし。