本日は【でらファーム】

こんな変な名前に変わって久しい名古屋市農業センター、以前は名古屋市農業試験場と呼ばれていました。
名古屋弁の最大の驚きを表す「どえらい」(「えらい」は凄いを表し、その前に「ど」を付ける事でより強調したもの。)が使われている内に「どえ」が「で」に、「らい」の「い」が消えて「でら」に変わったもののようです。「でらうま」が「とんでもなく凄く旨い」の意であるようにいろんなシチュエーションで「でら」が使われるようになりましたが、この「でら」は旧来の名古屋弁とは違いここ数十年の間に生まれてきたもののようで生粋の名古屋弁と言ってよいものかどうか不明です。まあ言葉なんてものは長い年月の間に変遷して行くものなので、「名古屋弁ではない。」などと言い張る気もありませんが。
とは言え公的機関の正式名称として法務局にも登録されている訳ですから「でら」という言葉も大きな市民権を得ているって事なのでしょう。
いつもながら前置きが長く恐縮至極、なんてことはない本日孫達を連れて【でらファーム】春を求めて行って来たというだけの事なのです。
史クンが生まれる前にお兄ちゃん達を【でらファーム】の温室内で写した写真が家の冷蔵庫に張り付けてあり、「それを見ている史クンが自分が写って無いのが可哀そう。」とかみさんが言い出し、それでは3人の写真に張り替えようとなりその撮影に出かけた次第です。

史クンのチャイルドシートをアクアにセットしてお出かけします。
昨日の雨はすっかり上がり、今日は青空も広がり春らしい良い天気です。日射しはすっかり春ですが少々風が強く場所に寄り衣服での調整が必要です。史クンのオムツセット、水筒や小物、孫達の上着をデイパックに押込むと荷物がコロンコロンに膨れ上がります。それを背負いでっぱつ。
梅林の梅はすっかり花を落としてしまいましたが桜が綻びかけ、コブシ、シデコブシモクレンが満開でそれが青空に映えます。

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本命の温室に入るとお目当ての子供が入れる小屋が撤去されていました。傍に居た職員さんの話ではコロナ禍以来感染予防の為撤去して今は倉庫に置いてあるそうです。お目当てが外れてしまいましたが気を取り直して牧場の方へ。

モウモウさんの牧場やコケコッコの鶏舎、ひよこの孵化場などを見て回ります。史クンは気の向いた所へ物怖じすることもなくトコトコ駆け出します。お兄ちゃん達が一緒だと恐いものなしです。

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梅林から奥の竹林、芝生広場からコブシ、モクレンの並木を巡り戻ります。途中から史クンは歩くのをストライキ。ジジがずっと抱っこです。

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帰りは運転免許試験場裏から徳重へ抜けてヤマギシへ。
コロッケ食べて苺パフェやソフトクリーム食べてえらい散財。孫の為ならエンヤコラ。
帰り際、史クンの為にデコポンも一皿追加~。