庭仕事

最近かみさんが、庭仕事をS司と一緒にするようにと口五月蝿い。
我々が居なくなった後、S司が家の管理をして行かなければならないので、それを覚えさせる事と頭のリハビリを兼ねてという事のようだ。
今日もヤマギシの買出しデートの後、百日紅の剪定をやり始めたらS司とやるように言われた。
丁度お昼時だったので昼食後一緒にやる事にする。
一部は既に剪定し終えているので、これと同じ様に瘤から伸びた枝をその根元から切り落とす様にと指示。剪定鋏で切れない太い枝は鋸を使う様に説明し、私は駐車場横の泰山木の落ち葉の掃除。時々様子を窺っていると三脚を移動しながらちゃんとやっています。終わったらゴミを片付けゴム長も洗っておくように声を掛けて、私はまた玄関周りの掃除。
植栽のコルディリネの横から出た芽を整えていると、終わった旨の報告。チェックに目をやると綺麗に刈られています。これだけでもやって貰えると本当に助かります。
私は引続き植栽の手入れ。スロープ横のハイビャクシンがまたジャングルになっています。前回もかなり刈り込んだのですが、浮き上がった太い幹から思い切って切り取らないとダメなようです。
剪定鋏では歯が立たないのでノコギリで。絡み合った小枝を落としてから目星を付け鋸を入れて行きます。
大きな枝を取り除くとその下にお化け茸が。「なんだろね?」と持っていた鋸の先でトントン突つくと意外にも堅くコンコンと音がします。と同時にアシナガバチがワッと飛び出します。「ゲゲッ、蜂の巣だったのか!」慌てて逃げます。幸い秋口で気温も低かったおかげか蜂の動きはスローモーでした。夏場の蜂はもっと攻撃的ですからホント運が良かったです。
家から蜂スプレーを持ち出し巣に向けて噴射。巣からボロボロと蜂が落ちます。一旦飛び上がった蜂も酔っ払い飛行の後墜落。地べたでもがき苦しんでいます。ごめんね蜂さん。また殺生しちゃいました。頃合いを見て巣を駆除。さすがにこの時期、巣の中はもぬけの殻、幼虫や蛹はいません。でも直径が15cmほどありますからかなりの大物でした。ハイビャクシンの中って毎年巣を作っていましたが、今回のはかつてない大きさです。それもこれだけ刈り取ってしまえば、雨の直撃も受けるでしょうからもう作られる事はないでしょう。
貧相になった植栽。でもまた来年夏にはまた綺麗に生え揃う事でしょう。

百日紅剪定
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after
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