無精の極み

急に寒くなったかと思えばまた暑くなったり、もっと緩やかに季節は移ってくれませんかね?
朝晩は寒いものの本日も日中は暖かい、いや暑いくらいでした。
ランチタイムデートの後はお買物と雑用処理、帰宅後一息入れてからまた庭仕事。
そこで気付きました。「石蕗咲いてるやん。」
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誰に教えられた訳でもなく、季節が来れば忘れなくちゃんと花を付けます。健忘症気味のtanuoさんはつい尊敬してしまいます。

S司の帰宅後は一緒にまた役場に出向き○○の減免の手続き。
なんやかやとマメなtanuoさんです。
帰宅後はもう夕食の時刻。今日のメインディッシュは甘エビ。お皿にドーンと山盛りです。ついビールでも開けようと思いますが、平日でもあり思い留まります。はい、平日は休肝日なのです。
殻を毟りながら山葵醤油で頂きます。ビールが無いので直ぐ御飯も食べ始めます。
殻を剥いて山葵醤油をたっぷり絡めた甘エビを熱々御飯にてんこ盛りに乗っけると食が進む事! 甘エビの旨味が溶け出した山葵醤油が御飯に染み込み、甘エビの甘味、旨味、白飯の甘味、旨味が渾然一体となり、口の中で味のハーモニーを奏でます。あっという間に御飯が無くなってしまいました。
ビール無しでは殻剥きの手間が面倒です。おまけにかみさんは自分では一切剥きません。私が剥いて醤油皿に放り込んだものをかっさらって行くだけです。
御飯も食べちゃったし他のお菜も残っているしで、「あ〜、もう面倒臭い。止め!」と言うとS司も「もう止め!」
かみさんが「残しても傷んじゃうから全部片付けてよ。」
二人とも「・・・。」
そこでかみさん、重い腰を上げて「素揚げにしたげるわ。」
素揚げと言っても若干片栗粉をまぶし、唐揚げしたものに塩をふったものです。
刺身の後に残った頭、殻、尻尾だけを素揚げにした物は我家では人気メニューです。香ばしく旨味も強く刺身とは違った旨さでこれもビールによく合います。
それが今日は身入りの唐揚げと殻の唐揚げ、いや殻揚げですか、がごっちゃになっています。殻だけのショリショリに混じってプリプリも味わえます。
う〜ん、またビールが欲しくなっちゃいました。でも我慢。
こんなのが味わえたのは殻剥きが面倒臭くなった無精の極みのおかげですね。