車庫の屋根の洗浄

かなり前から車庫の屋根が真っ黒に汚れていました。
ちょうど真後ろにカラタネオガタマの木があり、その樹脂が原因のようです。車庫と反対側の庭の砂利もこの木の周りだけ真っ黒になっていますから、他の植木より余程樹脂の分泌が多いのでしょう。毎年5月くらいに白い花をいっぱい付け、その香りがほのかに甘く季節を感じさせてくれる良い庭木なのですが、香りが良いだけに分泌物も多いのでしょうか。
物の本にはバナナの香りと説明されていますが、私にはバニラの香りの方がより近いように感じられます。
かみさんは車庫の屋根の汚れが気になるようで綺麗にしろと言います。私は見た目より車庫が傷む方が気になり、樹脂が被っているだけなら、太陽光を遮蔽してくれその部分の塗装を守ってくれるから構わないと思うのですが。
それでもかみさんの苦情に押され取れるかどうか見てみることに。
水を付けブラシで擦ってみると割と簡単に落ちます。じゃあ軽くやってみるか。
と言っても梯子代わりに三脚を出しホースを引っ張り上げなければなりません。効率的にやるには? と考えケルヒャーのデッキブラシでやって見ましたが縦に補強用の梁が走っておりそれが邪魔で擦り残しが出来ます。こりゃ面倒でも束子で擦るのが一番良いようです。
と言う訳で広い屋根の上を小さな束子で梁に沿って擦って行きます。水で流すと灰色の液体が流れて行きます。紫外線で劣化した塗料が一緒に擦り取られているようです。塗装自体は粉体塗料である程度厚みがあると思いますが、そう何度もやっていたら下地のガルバリウム鋼板が剥き出しになってしまいます。
この車庫、建ててからもう7年。長持ちさせるには、次回は束子がけでなく樹脂ごと上から塗装した方が良さそうです。それにオガタマの木も剪定して小振りにした方が良いのかな?
今この木は開花に向けて蕾が鈴生りに着いています。花が終わったら思い切って大胆に剪定してやる事にしましょう。
3時間近くかけて一通り汚れを落としました。あ〜、綺麗になった、綺麗になった。