吉野山

かねてよりかみさんが行きたがっていた吉野山へ行って来ました。
Netで調べても様子がよく解りません。メインルートは遊歩道となっているようですが、距離、高度差ともに大きく、とてもかみさんには歩く事は出来ません。それにかなり混雑するでしょう。
そんな訳で平日(今日は金曜)で朝早い内、遅くとも9時までに現地着と早朝5時に自宅を出発しました。
ナビをセットすると到着時刻は8時30分頃の表示。後は現地でどうするか、出たとこ勝負で。
早朝とあって湾岸道路から東名阪の合流地点でも、その先の四日市IC-鈴鹿間でも渋滞無し。名阪国道に入ってからもとても一般国道とは思えないスピードで車が流れています。
針ICで名阪国道を降り山間の369号を南下します。この頃にはナビの着時刻は8時を割っています。
この辺りから混み始めるかと思いましたが大した渋滞もなく7時半前には吉野の町中に来ていました。尚もナビの指示に従って行くと吉野川を渡り遊歩道となる道を走っています。車の通行禁止は午前9時からとの事。じゃあこのままこの道を走り抜けてしまいましょ。地元の先行車に続いて細い道を登ります。こんな早くから歩いている人も多く、両側の土産物屋ももう営業しています。対向車が来る度にすれ違いの出来る場所で早めに待機します。時々左手の建物が切れその度に谷を挟んで反対側の尾根を彩る桜が目に入ります。歩くのには良い道ですが、ここは桜を愛でるというよりウインドショッピングを楽しむ場所のようです。お寺も続いているのですがお店に隠れてしまっています。
売店が切れた頃奥へ続く道と左折してトンネルに入る道に分かれています。奥にはPの看板があったのでてっきり駐車場で行き止まりかと思ってしまいましたが、ここをそのまま直進すると奥千本へ続くようです。残念ながらカーナビの地図では道路がなかったので、奥まで進むことを逸してしまいました。
トンネルを抜けると片側1車線のバスも通れるような舗装路。そしてその奥には満開の桜。路肩には数台の車が停車し正面の桜を撮ろうとカメラを構えています。
我々も右に倣えとばかりに左側に停車、外に出てパチパチ。どうやらこれが上千本のようです。

 

道路は上千本の手前を左に曲がり隣の尾根に続いています。これがバスがピストンする道路のようです。我々はこの道路で降る事にします。
途中中千本の中を通るようですが、時期的に遅かったようで殆ど散っていました。
下まで降りたところに駐車場があります。ここから登りに使った遊歩道の尾根が望めます。その尾根沿いにはまだ綺麗な桜が見えます。その手前をロープウェイが登って行きます。その下には鉄道駅。どうやら電車の終点からロープウェイに乗り継ぐようになっているようです。

 

そのまま降ると朝通った道に出ました。まあ一応桜も堪能したし、早いけどもう引き揚げますか。途中の温泉にでも入って。
来た道を引き返します。往路で見た「あきのの温泉」を目指して行きましたが到着時刻はまだ8時半。営業は10時から。残念! また帰途に就きます。
名阪国道に入ってから榊原温泉が候補に挙がりナビセット。ここからなら裏から行けるようでナビに従い田舎道へ。
走っていると「さるびの温泉」の看板。こちらの方が近そうなのでこちらに入る事に意見が一致。
これが大正解。ヌルッとした泉質は「ひまわりの湯」以上です。源泉は35℃で加熱したものですが一応加熱無しの浴槽もあります。
一人800円と少々お高いですがタオル付き。この泉質ならこの入湯料でも納得できます。
到着は10時少し前でしたが車の中でオニギリを食べていると営業開始。早起きは三文の得どころか1日で2日分楽しめます。まるで老後の寿命が2倍に延びたようなものです。
周りは公園のようになっており、湯上りに少し散歩。併設のパン工房でパンを調達。物価の安さに感動しちゃいました。
帰りは峠越えすると南在家ICへ。亀山で東名阪に入り御在所PAで休憩してもまだお昼を回ったばかり。
湾岸道路経由で23号線に出ます。

 

豊明で勅使池に寄る事にしました。先日一周出来なかったので、今日こそはと。