文化僻地

【大いなる田舎】。ずっと昔から呼ばれ続けている名古屋の蔑称である。
しかし当たっているだけに反論のしようがない。昨日もそれを再認識してしまった。
何の話かって? クォーターパウンダー(1/4ポンド:約100g の肉を使ったハンバーガー)が昨日やっと名古屋でも販売されるようになった。但し駅前の一店のみの限定販売である。
食べたい。が、遠すぎる。職場からなら近いので、明日帰りにでも寄るか。
当初マクドナルドの名を伏せて東京で販売したらしい。新たなブランド戦略として故意に名を伏せていたのかどうかは定かでないが、口コミも加わりかなりの話題を呼んだそうだ。そして蓋を開けたらマックだったとなるのだが、全店舗で扱ってはおらず特定の数店舗のみの扱いとなっている。それが東京、大阪、九州のみだったのがやっと名古屋もその仲間入りという訳だ。
昔から美術品の展覧会でも音楽の演奏会でも名古屋だけ素通りってのはよくあった。それだけ文化レベルを低く見られている、興行収益が得られるほど集客力が無いと言う事だろう。
同じくマクドナルドの特定店舗で行っている無線LANによるNet接続サービス。これも東京、大阪のみで名古屋では未だ実施されていない。(先日の日記でも記しました。)
こうなると文化僻地のみならず、情報僻地と言ってもおかしくない。同じ日本国民として等しくインフラを享受する権利はあっても、享受したいのならそのサービスエリアまでやって来い。という事か。因みに我家はNTT交換局から距離的に遠く、ADSL開通当時で1Mbit、加入者が増えた現在では6-700kbitの速度しか出ていない。これも情報僻地と言って差し支えなさそうだ。
最低限の文化的生活を営む為のインフラの享受と、受益者負担との間で揺れ動くまるビのtanuoさんの家計なのである。