いちごの木

いちごの木は、この先、冬にかけて花と実の両方が楽しめます。実は昨年の晩秋に咲いた花が結実したもの。今年の花は来年の実となります。薄いピンクの鈴蘭状の花と真っ赤な丸い実が同時に楽しめる良い樹木です。
但し樹勢が強く、放っておくと直ぐに大木化してしまうので、扱い難い木でもあります。まして花と実の両方楽しもうとすると剪定が限定されどんどん大木化してしまいます。
と言う訳で昨秋の花と実を両方楽しんだ所為で一昨年よりふたまわりほど大木化してしまいました。それでかみさんは凄く不機嫌です。やれ出入りの邪魔になる。玄関の視界が悪いと。
実際大きな木が玄関を遮り見栄えが悪いです。それで今年は花も実もある程度諦め大幅に強剪定する事に。
バッツンバッツン切り払い、剪定バサミで無理な太い枝は剪定鋸でシュバシュバ。元の1/3程の大きさに。

やってる最中大きな蜂が。気温が低くなったお陰かいきなり襲ってくる事はありませんでしたが、それでもびっくりしてしまいました。いえね、最近側に置いてある蜜柑の鉢植えにスズメバチ集っていたものですから。この時期スズメバチ被害が多いですからね。しかし飛ぶ姿をよく見てみると長い足を垂らして飛んでおりアシナガバチである事が直ぐに解ります。アシナガバチなら刺激しない限り襲われる事はありません。
しかしかなりの数が潜んでいます。びっしりと葉が生い茂り外からは全く見えない状況ですから巣でも有るのかもしれません。仕方がないので殺虫剤噴霧。こんな事したくないのですがねえ。何たってアシナガバチは害虫を捕食してくれる益虫ですから。薬物を使わず害虫駆除してくれるアシナガバチにはいつも感謝しています。しかしまあ背に腹はかえられぬとでも言いましょうか。

こんなハプニングもありましたがなんとか剪定も済みスッキリ。花芽もそこそこ残ったし来年の実も確保出来ました。
スロープ横のソテツの葉も大幅に間引きます。ソテツも放っておくと巨木化しますのでなるべく光合成を控え樹勢を抑えるように無い知恵を絞っています。