なに? この、これは〜

遥か昔、T哉が言葉を発し始めた頃にT哉の口から出た言葉です。
不可解なもの、意味不明な事柄に対して「これは何なんだろう?」と思い発したのでしょうが、言い回しが面白くいつの間にか我家で市民権を得てしまい、我家の標準語となっています。
相変わらず前置きが長くなって申し訳ございません。
数日前金木犀の木に白い小さな粒々が沢山付いているのに気付きました。来年の新芽とは思えないし、秋の開花は10月初旬に既に終えています。寄生虫ではなさそうだし一体何?
という訳で暫く注視する事に。
観察し続けていると、初めは固まりだった粒々がだんだんと離れて行き、その一粒づつがひとつの蕾のようです。山茱萸の蕾が最初は苞の中でひと塊りになっているのとよく似ています。そして今日はひとつひとつの蕾が独立して今まさに開花直前という状態です。中には花弁が綻びかけているものもチラホラと散見出来ます。

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すは、天変地異か?
通常開花は年に一度の筈。10月初旬に終えた筈なのに10月末にまた開花するとは!
花に間違いありません。微かにあの甘ったるい香りも漂っています。
へ〜、知らなんだ。こんなん初めて。