忖度

森友問題のおかげか【忖度】という言葉が最近やけに使われています。
それ以前はこの文字を見て【そんたく】と読める方も少なかったのではないでしょうか。
今朝の新聞にも掲載されていました。例によって安部批判の記事です。最近中日新聞もアカの朝日新聞化してきているようです。一流紙を気取っている朝日ですが、注目を集める為ならどんな違法行為やデタラメでも平気で掲載する言わば情報テロ紙として有名である事は皆さんご存知でしょうか。天声人語が大学入試での出題率が高いなんてデマも記憶に新しい事と思います。また朝鮮人慰安婦の捏造記事のおかげで未だに日韓関係がこじれたままですが、責任の取りようもなくダンマリを決め込んでいます。目に付かないほど小さな謝罪記事ひとつでもう済んだ事と思っているようです。
いや今日書こうと思ったのはそんな事ではありませんでした。また脱線しちまったぜい。
今日の中日の記事では相変わらず安部一強を批判しています。そしてこの忖度と言う言葉を強者に対しての御機嫌取りとしてしか説明されていません。「相手の気持ちを慮る」の相手はなにも強者や上司だけではありません。例えば生活保護の申請者に対してお役所の担当者が、あまりにも気の毒な状況なのになにかしらの条件不足などがあった場合、それを満たすための方法を一緒に考えてやったりまた自分の裁量内で優遇する、これも忖度に含まれます。「おもいやりの結果起こすなにがしかの行動」と言うのが的を射ているように思います。
そして安部批判の中で「民主主義の危機」とまで言っていました。
これだけ言いたいことが言えてなんのお咎めも無い国って他にそうそうありません。それでも民主主義の危機ですか?
民主主義、民主主義とまるで金科玉条の如くたいそうに仰いますが、それがどれくらいのものだと言うのでしょ。
かのチャーチルが言っています。「民主主義は欠陥だらけのシステムだが我々はそれ以上のものを知らない。」
欠陥だらけである事を認めながらそれに代わる選択肢がないから採用しているだけだと言っているのです。
以前にも記しましたが聖人君主が政(まつりごと)を行うのであれば多くの愚か者が集まって行うよりずっと良い結果が得られます。それが難しい事の方が多いので多くの民の知見を集めて行おうというのが民主主義です。
民主主義の危機と仰いますが韓国のようになるのが民主主義だとでも言いたいのでしょうか。あれは究極の愚かなポピュリズムです。