遠い昔の記憶を辿れば…

夕食時点けっぱなしになっていたBS放送で飛騨の紹介番組が流れていました。
そこで木工の飛騨の匠の紹介。丁度椅子の補修をやっていましたがデザインが家のとよく似ています。つい引き込まれて見ているとキツツキマークが。匠のおじさんの作業帽にもキツツキマーク。あきらかに飛騨産業の従業員です。その中でおじさん曰く「100年は使って欲しい。」
家のはもう25年ほど使っていますが多少の擦り傷は付いていても狂いもヘタリもありません。100年というと今までと後はその3倍の期間使える訳です。
多少お高くても100年で割ると使い捨て家具よりずっとお得です。なんてちょっと自己満足。いや自慢話かな?
飛騨の木工の次は槍見館が紹介されます。
槍見館ってクリヤ谷出合の温泉宿の筈。錫杖への入り口です。ボロ民宿という記憶しかないのですがTVの画面に映し出されたのは凄くお洒落なそして豪華な温泉旅館です。あそこの事だよなあ、と確認の為Netで調べるとクリヤ谷出合にあった筈の槍見館がありません。たしか出合の辺りに槍見館がありそのすぐ下流側に有った橋で道路は左岸に渡り新穂高へと続いていた筈。それなのに地図ではその橋がもっと下流にあります。かなりの距離です。そして槍見館も出合よりずっと下流にあります。橋との位置関係は合っていますが。私の記憶違いなのでしょうか。いやきっと水害で橋が流され新たに下流の方に架け替えたに違いありません。(記憶違いを認めたくないのでそう推測しています。)
確かに槍見館のすぐ裏からクリヤ谷沿いの道に入ったと記憶しています。たしかT稜会の事故の時も保険代から槍見館に半泊して捜索に出かけた覚えがあります。錫杖からの帰りにはここの露天風呂で汗を流すのが決まりになっていました。なんども通っていた筈なのでとても記憶違いとは思えません。
それとも数十年の時が私の記憶を風化させてしまったのでしょうか。