紅葉狩り in Kyoto

この時季の京都はとんでもない混雑だとか。以前苔寺へ行った時さほどでも無かったと言うと、あれは平日だったと言います。
いずれにしても東福寺周辺は駐車場があまり無かった筈なのでnetで下調べ。すると以前に比べコインパーキングが沢山見つかりました。この数年の間に古い家を壊し駐車場にしたものと思われます。
しかしいずれも台数が少なく、かみさんは開門1時間前には着いていないといけないと言います。紅葉期間中は参拝者用駐車場は閉鎖、まして日下門から中に乗り入れる事なぞ全く出来ないそうです。
健常者なら新幹線或いは観光バスという手もあるのですが、脚力が無いかみさんが移動できるのはどうしても車に限られてしまいます。それで未明の出発となりました。
5:10 a.m. 自宅出発、名古屋南ICから新名神に入り京都南IC、東福寺日下門に最短の所になんとか駐車できました。日下門は閉鎖され係りの人の指示に従い開門を待ちます。午前7時を若干過ぎたばかりでもう数人が並んでいました。8時の開門まで約一時間待ちの間に後ろには長蛇の列。国際色豊かにいろんな言語が聞こえてきます。同じ並ぶにしても少しでも我先にという態度が現れているのはやはり中国語。我々日本人もこれくらいバイタリティを持たなければ生き残れないのでしょうかねえ。
開門後通天橋の券売所まで歩く間にどんどん追い越されて行きます。まあ世の中こんなもんでしょう。券売所前に並ぶと案内の方が障害者手帳を持っている者及び介護者一名は入場口前に直接並ぶよう案内してくれます。やったね。一番乗り。世の中捨てたもんではありません。
8時25分に入場開始、ですがたちまち追い越されて行きます。何をそんなに急いで走るんでしょ。ここまで来て紅葉が逃げる訳でもなかろうに。ランナー達に道を譲りこちらはのんびりと散策します。通天橋は帰りに使うように順路が設定されています。まずは急な階段を降り対岸に渡ってからは上り。手摺や私の腕に掴まりながらヒーコラヒーコラ。その横を皆さん駆け上がって行きます。
曇りの予報とは裏腹に薄雲の間から朝陽が射し込み紅葉が輝き始めます。周りでは感嘆の声が上がっていますがかみさんは少々物足りなげ。「今年はオレンジっぽい。前はもっと真っ赤だったんだよ。」それでもこんな鮮やかさを街中で見られるって言うのはやはり京都ならではですね。
東福寺の後は北野天満宮。その後大津へ抜け石山寺と周り瀬田東ICから名神に乗り帰りました。途中買物で寄道しても17時頃に帰宅。さすがに日は落ちていましたが夏なら日没前、京都日帰りでも疲れる事もなくデカイ車は楽チンでした。


通天橋対岸へ。先ずは降り。「ええ〜、こんな急な階段くだるの〜。」



やっと登り着きました。ふ〜。



見降ろすと紅葉が燃えているよう。



開山堂への通路から本堂を望む。



開山堂



通天橋




龍吟庵



天徳院
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北野天満宮




石山寺