老化

数年前から冬になると手足のひび割れが酷くなってきました。
昨年などついに踵のひび割れが痛く歩く度に老化を実感させられたものです。
先日TVを見ていたら「ひび割れケアの何々」との宣伝が目に留まりました。それで薬局でその手の薬を物色、宣伝していたものはお値段が高かったのでその代用品になるようなクリームを買ってきました。同じような成分なら効能も同じ筈です。それならお廉い方がお得です。(しみったれtanuoさんの行動パターンはもう皆さんにはお解かりですね。)
一昨日から風呂上りにそれを手足に塗りこんでいます。そして確かにガサガサが和らいで来たようです。踵のひび割れも歩いても痛くなくなってきました。さすが近代薬学の成果です。
寒さにも弱くなりました。現役の頃など厳冬期でも股引なんて履いたことありませんでした。それが今では会社へ行くのにも履いています。
そして極めつけは昨日のマイア。寒さが我慢できずに引き揚げたなんて今まででは考えられない事でした。昔のスキー場はシングルリフトしかなくそれでも皆リフトが終わるまで滑っていたものです。足が冷たくてその痛さは記憶にありますが、だからと言ってそれが理由で止めるなんて事はありませんでした。皆、足の指が痛いと言いながらもそれが当然として滑り続けていたものです。
これも老化? そうなら確実にそれは進行しています。昨日など本当にこのままでは低体温になってしまうと思いました。下手をすればゲレンデ内で疲労凍死。笑い話にもなりません。同年代の老人方、寒くないのですかねえ。それとも私が異常なのでしょうか。まあ人は人。私は私の基準で身を護る事とします。


風呂上りに手足のひび割れの処置をしていたら、S司が早速シャブリを開けてくれます。昼の残りの焼蟹(半分以上残っています。)甘エビ、サラダ、ホッケなどをつまみに頂きます。ちょっと薄めですが軽い口当たりは上品です。
S司はシャブリが気に入ったようで、旨いなあと何度も繰り返しながら何度も注いでいます。「後一杯だけ。」と言いながらなかなか止められないようです。
そうなんですよね。ちびちびやっている内に結局一本空けてしまうのです。ワインって大体アルコールは14-5度、日本酒とあまり変わりません。700mLというと約五合。五合酒と同じ事です。
私は最初の一杯だけで後は正月用に買ったキリンラガーに切り替えてしまいました。久しぶりのラガー。本当のビールの味がします。長年慣れ親しんだ味って舌が覚えているものなんですねえ。
未だ稼ぎのないS司に余計なものを教えてしまいました。癖になって破産しなけりゃ良いのですが…。
今日の昼にはまたお兄ちゃんのT哉からお叱りを頂戴していたようだし。その後直ぐ自室に籠もりお勉強をしていたってところが可愛いじゃあありませんか。いかん、オヤジの私が甘すぎるのが諸悪の根源かもしれません。もっと頑固オヤジに徹しなければ。無理か? だって下の子って無茶苦茶可愛いんだも〜ん。