おおつごもり その2

家が新しくなり大掃除が省けました。先々週に窓拭きを済ませこれだけで終わりのつもりでいましたが、昨日急遽キッチンの換気扇の掃除を頼まれました。バラした部品を元通りにするのが面倒ですが、昔のタイプとは違い油汚れが少ないです。油煙の油分が油溜まりに集められるようになっており、その他は薄く油気が付いているだけなので掃除も楽です。この味を知ってしまうと、もう大昔の換気扇掃除なんて出来ませんね。
その後はS司と一緒に酒屋さんへ。稼ぎもないくせに酒屋さんの会員になり、特定の品物は会員価格で買っているそうです。最近は廉いワインに凝っています。ほぼ毎日嗜んでいるようで、ワインが切れた時は私の買い置きの発泡酒を飲んでいます。私が週2回しか飲んでいないというのに。ああ健常者が羨ましい。
で、二人でワイン選び。酒税法改正(遥か昔の事ですが)以来輸入酒も増えましたねえ。米国ナパバレーは以前でもそこそこ名が通っていましたが今では世界中から廉いワインが輸入されています。お値段の割りにかなり美味しいです。国産ワインなんてとても飲めたものではありません。土地、人件費が高いくせにワイン造りのノウハウの無い日本では太刀打ちできる筈がありません。餅は餅屋、ノウハウという知的資産がありながらも更に切磋琢磨しつづけている所にお任せする方がよほど効率的です。
シャブリがお安く売られていたので1本御用達。同じシャブリでもキリの方でしょうが。
私自身が仏ワインより独ワイン好きなのでもう一本はドイツワイン
ドラーテンのアイスワインも置いてあります。随分安くなったものですねえ。ドラーテン、ジンマーマンなんてよく飲んだものです。それらが影を潜め知らない銘柄ばかりです。
なんにしても美味しいワインが日本酒以下の価格で楽しめるのは庶民派ワイン党にとって嬉しい事です。(何十万円もするものを本当のワインだと思い込んでいる方々もいらっしゃるようですが。)
帰宅後は風呂に入ってから一杯やることとします。
子供と差し向かいで酒を飲めるって嬉しいですね。こんな生活を若い頃は夢見ていたんですねえ。