予期せぬ晴天

久しぶりにのんびりモードの土曜日。「ゆっくりと朝寝坊を。」と思っていた時に限ってどういう訳か早く目覚めてしまう。
生まれつきの貧乏性は如何ともし難いもんです。
今日は終日雨と思っていたのに朝からいやに外が明るい。カーテンをかき分け様子を窺うと、灰色に見える空はどうやら雲の色ではなさそうだ。目を凝らし空一面を見回すと近所の屋根の上に薄く広がった雲が見える。という事は、「なんだ、無茶苦茶良い天気じゃん。」西の方にはかなり分厚い雲があるので、鈴鹿は未だ雲の中なのだって事にしておこう。
もう一眠りの後、目覚ましの音で目覚める。かみさんのお出かけだ。私はカーテンを開け、読書 on the Bed.
朝陽に照らされ外は光り輝いている。当然小さな文字を追う目も不自由なく追い続けられる。
ふと時刻が気になり時計を見るともう直ぐ8時。「いかん、もう起きなくっちゃ。」今日は眼科検診だった。


玄関を出ると正面のマンサクが朝陽の透過光で金色に輝いている。先週はまだほころびかけだったのが、この暖かさで一気に満開。「帰ってから写しておくか。」
西の空は先程の雲も霧消してしまいどこまでも青空が広がっている。「こんな日は鈴鹿も暖かいだろうな。」なにか損をしたような気分。


帰宅後は庭の花を愛でる。しかしなんちゅう暖かさだ。まだ2月なのに。風も無く強い陽射しは何もしなくても汗ばむくらいだ。椅子でも出して日向ぼっこをしていたら、直ぐに居眠りしてしまいそうな陽気。
あまりに暖かいものだから、T哉もバイクの手入れを始めた。寒い内はなんにもする気がしないが、暖かいと気持ちも積極的になる。



青空に長く伸びたマンサクの花弁が眩しい。



福寿草は葉が繁茂し始めもうそろそろ終わりのようだ。暖かすぎて花期が短かったようだ。



そこら中に春の雑草が花開いている。



先週やっと蕾が割れ始めた山茱萸もかなりほころびが進み中には一輪一輪と咲きかけのものもある。




蝋梅はそろそろ終わりかけのようだ。






山茶花も終わりかけのようで傷んだ花がいかにも痛々しい。それに対抗するかのように薮椿は未だ勢力衰えず。



プランターの中のパンジーも異常なほどの大きさの花が溢れんばかりに咲いている。
この異常なほどの暖かさ、本当に2月なの?
寒い時期に暖かいのは大助かりでも、このまま行くとこの夏はどうなる事やら。