喫茶店異変?

家の近所だけかも知れませんが、軒並み日曜は午前中の営業のみとなっています。日曜休みのところもあるようです。
一週間分の漫画の読み溜めが出来なくなり不便です〜。
土曜日は御在所通い、ボケ防止の記事のアップが当日に済まなかった時は翌日曜の午前中に片付け、午後喫茶店で読み溜めしていました。
先日いつも通りに行きつけの喫茶店へ行ったら閉まってるじゃありませんか。他へ回ってもことごとく閉店。
次の土曜日、御在所からの帰りが早かったので寄ったら開いてました。「潰れた訳じゃなかったのか。」
ところが置いてある漫画が古いものばかり。「景気が悪くて経費削減、とるのを止めたのかな?」
次の日曜、午後1時くらいに行くと、「すみません、午前中で終了なんです。」
「漫画も少なくなったし、どこか他を開拓するか?」
そして今日は午前中に出かけたついでに別の喫茶店へ。車を停め店内へ入ろうとすると玄関に貼り紙。「本日は午前11時で閉店させて頂きます。」時刻は10時30分。入らずに他へ回る。
少し先の喫茶店で、扉に貼り紙の無い事を確認して入る。
注文後、ウエイトレスさんが「済みません、11時30分で閉店させて頂きます。」45分しかない。漫画もビッグコミックしかなかったし「まっ、いいか。」
しかしまあ一体どうした事だろう。どの店も経費ばかり増え儲からないのだろうか。無駄にエアコンなどの電気代をかけて店を開けているくらいなら閉めてしまおうって事か。
この辺りだけの地域的な状況なのか、それとも全国的なものなのか。
これもスタグフレーションの結果なのだろうか。
私のささやかな楽しみが奪われてしまったような…。


茶店を出た後、雑用を一件済ませその足で図書館へ。
幸いこの喫茶店でモーニングセットを頂いたので昼食はパス。なんだかんだと雑用で図書館通い出来ず、読みかけの本がそのままになっている。まだ12時を少し回ったところなので今日中に読んでしまおう。例の【クォークジャガー】である。


先ほど読み終えて帰ってきたところ。
シンプルなふるまいの象徴としてクォークを、複雑適応系の象徴として生物進化の先のジャガーを題名としているが、話は多岐に亘りマレー・ゲルマンの博学さに驚かされる。それよりもっとも感銘を受けたのは、最終章で訴えている持続可能な社会についてだった。当時の複雑系に関する書籍にありがちな、複雑系そのものの目新しさで読者を引き付けようとするものとは一線を画くしている。10年も前に刊行されたこの本で訴えたかったのは、現在巷でブームのように騒がれている多様性を保ちながらの持続可能性の重要さについてである。
やはり天才は、人々の視界のその遥か先を、常に見据えているようです。