梅は咲いたか・・・

桜どころか梅もまだ蕾のまま。
しかし先日綻びかけていた福寿草は完全に開きました。他の蕾も地面から顔を覗かしています。

すぐ傍の山茱萸も綻びかけています。

今日は孫守り。Delaファームでも行くか?
Delaファームの梅まつりは23日から。と言う事は駐車場はまだ無料。そして混雑もしていないでしょう。もしかしたら気の早い梅はもう咲いているかもしれません。南のはずれに福寿草園もありました。あそこは日当たりが悪いからまだ咲いてないだろうなあ。牛見て豚見てひよこ触って、それからソフトクリーム食って帰って来るか?

春めっけ

昨日庭に出ると・・・、

今年も忘れず咲き始めました。
暫く前に枯れてしまったロウバイやマンサクが無いのは寂しいですが、こうやって他の方法で春を告げてくれます。
ロウバイは正月過ぎから花を着け香りも良いのでまた苗を買ってこようかな? 赤系の山茶花や椿だけではちょっと寂しいですから。
そうそうまだ貧相なので写真は撮っていませんがヒマラヤユキノシタも綻びかけていました。
この日は天気は良かったのですが北風が強く寒い日でした。
そんな中、温室のような車でランチしに行ってきました。しゃぶしゃぶ祭りです。
先週DMが届き、それを見るや否やかみさんは即刻予約を入れたそうです。私の帰宅後「来週水曜はしゃぶしゃぶ祭り。」有無を言わせず。
今回はS司も一緒に。久しぶりのしゃぶしゃぶ会食でした。馬勝った~。

e-tax

今年もやって来ました確定申告の時期が。
先日資料を一ヵ所に集めその準備を始めました。あれっ、寄付金等の領収書が未達?
揃ったところで本日e-taxで申告。
一通り入力を済ませざっと確認。前回未入力となり更正請求した部分(国民健康保険税)は要注意。注意深く入力しました。しかしここって項目名が社会保険等になっていて絶対に見落としますよねえ。だって年金入力欄で天引き分の社会保険料は入力していますから。
「よしこれで大丈夫。」と申告書類の送信。PDFデータ等をPCにセーブして終了。
やっと終わったと何気なく昨年分と見比べていると・・・、「あれ? なに? これは!」
配偶者の控除が抜けてました。またPCを立ち上げてe-taxでシミュレーション。3万円近く還付金が違います。この金額は我々年金生活者にとって見過ごせるものではありません。「あ~あ、また所得税更正の請求か?」意気消沈です。税務署まで行くの面倒なんだよな~。
暫くして、「なにか方法は無いのか?」とnetで調べます、
なになに、納期限内なら何度でも訂正申告できるって? ダブって出されても最新のものが有効となり古い申請は無視されるようです。直接申告する場合は訂正する旨の連絡書が必要なようですが、e-taxの場合はその連絡も必要なし、自動的に最新のものが採用されるようです。
半信半疑ながらもう一度申告するとすんなりと受け付けられました。「あ~、良かった。」これで3.5万円ほど還付されます。と言ってもかみさんが管理している私名義の口座に入金ですから私にはちっともメリットはありません。それでも同じプールに入る訳で我家の家計が少しは潤います。
e-taxもいろいろあり、私がやっているのはID・パスワード方式。税務署から送られて来るIDと登録済のパスワードでログインするものです。これは主にPCを対象としており基本的にスキャナーは無いものとしています。源泉徴収票や保険料の控除証明書などは自宅で5年間の保存は求められていますが提出は免除されています。しかしこれは時限的なものでいずれはスマホ方式に集約されるようです。スマホならそのカメラで書類等の撮影が可能ですから。ぼちぼちスマホ方式にも慣れないといけないかな? スマホで撮影となると結構面倒なんだよな~。
国民全てがマイナンバー登録し給与支払いや年金振込、控除対象の支払い等の金銭移動に紐着けられると全ての所得と控除額がマイナンバーをキーに集計出来ます。そうすれば税務申告などせずに税務署から一方的に納税額が通知され不服が無ければそのまま納付するだけで済みます。鏡張りの納税システムとなるのです。脱税しようとしている人達には不都合でしょうが清廉潔白な我々庶民にはその方がずっと楽です。キー項目をコード化するのは情報処理ではごくあたりまえの事、プライバシー云々をこじつけてマイナンバーに反対している人達って、法を犯してでもお金に執着している人なのでしょう。早く来い来い国民総マイナンバー時代。

ドローン

YOUTUBEで山の動画を観ていると、皆さん積極的にドローンを使われているようです。
子供の頃ラジコンに嵌っていた私はというと今では全く興味なし。まあ遠隔操縦することより模型作りに熱中していたってのが実際の所だったのでしょう。自分で車を持つようになり、わざわざ模型など操縦せずとも実際に自分が乗って運転する楽しさを覚えてしまうとラジコン熱も完全に消滅してしまいました。
ところがフィールドが山となると鳥のように飛べる訳でも無し、せいぜい岩場に張付いているのが関の山。もっと自由に大空を飛翔するが如く・・・、なんて事が出来る訳もなく夢のまた夢。なんて諦めていたのに世の技術進歩は恐ろしいもので、今では誰もが自由に鳥のように飛び回っているが如く大空からの俯瞰を楽しむ事ができます。ヘリなぞチャーターしなくても格安ドローンでそれが実現できるのです。
まあいきなり手を出さなくても一体どの程度の費用でそれが楽しめるか? と言う事でちょっと下調べ。
飛ばす場所でいろいろな制約があるようです。(人口密集地、政府機関の庁舎付近等は禁止区域)その他に登録(車のライセンスNo.みたいなもの。当然登録料も要ります。)が必要であったり飛行の事前に申請が必要だったり。非参入障壁が結構大きいです。しかし重量100g未満の物は場所の制約は同様ですが、登録や飛行の事前申請は免除されているそうです。それ以前は199g以下だったものが、2022年の航空法改正で100g未満と厳しくなったようです。
現在商品化されているものは一様に、ドローン側がWifiのアクセスポイントのようになっておりスマホをそのWifiに接続してドローンのカメラに映った画像をスマホ画面に映し出すようになっています。コントロールWifi経由でしょう。大型のものも100g未満のものも同じ方法を採っています。但し大型のものはかなり離れていても操縦できるようで、免許不要の100g未満はその距離が30mとか50mとか。その差の違いが何故なのかよく分かりません。
Wifiで接続とはよく考えたものです。手元のコントローラーにスマホが流用できるのですから。一般的にはコントローラにスマホを接続して受像器として使っていますが種類によってはコントローラのハードウエア無しでスマホの受像画面上にコントロールSWを表示させそこをタッチする事で機体の操作が出来るものもあります。専用アプリは無料でDLできます。
私がラジコンに嵌っていた頃は市民バンドと言われる27MHz帯と40MHz帯だけが許可されていました。それも最大電界強度は1m離れて200μV/m。送信機の空中線電力も500mW程度です。27MHz帯は郵政省から許可された帯域を6つのバンドに分け1バンド~6バンドとし、混信を避ける為隣り合ったバンドの同時操縦は禁止されていました。ですから同時に操縦できるのは3台が限度。同時飛行(走行)を増やすなら40MHz帯を使わなければならかったんですね。
それが今ではWifiを使っています。基本的に何千チャネル、何万チャネルも同時に操作できます。
WifiはSS通信(周波数拡散)を使っています。米軍が敵の傍受を避けるために開発した方法で、大元の信号に特定の文字列(符号)を掛け合わせる事で秘匿性を高めています。Wifiに使われている方法はダイレクト拡散で帯域が10GHzにも広がっています。送信側と受信側の符号を合わせる事で通信が可能となり、それが一致していなければ全く受信できません。掛け合わせる符号を少し変えるだけで非常に多くのチャネルが他と混信せずに通信が出来る訳です。理論的には何万台のドローンが同時に飛び交えるのです。
こうしてみると今の世の中、世界中の誰もが米軍の開発したもののお世話になっているって事ですね。インターネットしかり。(敵の攻撃で通信回線が断ち切られても網の目のように繋がっていればどの経路からでも通信可能です。Web=蜘蛛の巣)
それにタダ乗りしている中国がドローンの最大生産国ってのが納得できません。やっぱりドローン買うの止めよ。

栄枯盛衰

デカTVでYoutubeを観ていたら【志賀高原閉鎖スキー場巡り】という動画がありました。
まず紹介されたのが前山スキー場。当時は前山ゲレンデと呼ばれていました。硯川バス停の真ん前にあり短めのリフトが一本だけでしたが結構急斜面だったのを思い出します。
当時志賀高原にはチャレンジ◯◯というスタンプラリーがあり、リフトに乗るとスタンプシートの該当リフト欄に押印して貰え、志賀高原全リフトを制覇すると景品が貰えるというものでした。それで私達は志賀高原へ行く度にこのスタンプラリーに挑戦していました。志賀高原は常時シャトルバスが運行されており、離れたエリアへはこのバスを利用する事になります。玄関口の丸池蓮池辺りからリフトを乗り継いでジャイアント、ブナ平、発哺、西館、東館、一の瀬、焼額方面までシャトルバス無しで移動出来ます。また硯川からは熊の湯、笠岳、横手山渋峠まで移動出来ます。唯一不便な所がそれらの中間点にある木戸池でした。ここはリフトが一本しか無く滑るのもあっという間。バスを降りて次のバス待ちまでの間は物凄い時間の無駄。それで一度ですがかみさんと前山ゲレンデの上から林道伝いに木戸池へ滑ってみました。これが大失敗、かなり進んだ所で圧雪が無くなり進退窮まる事に。戻りは上り坂、スケーティングで登るにはちょっときつい。仕方が無いので適当に方向を定め林の中に突入。スキーなんぞでラッセルする事になろうとは。悪戦苦闘の末、遠くから聞こえる重機のエンジン音。降り傾斜が強くなり、見下ろすと木戸池ホテルと除雪された車道。「助かった~!」いや、本当にほっとしました。こんなアバンチュールも今では懐かしい思い出です。
その木戸池ホテル併設のゲレンデも今では閉鎖となっているそうです。ここがスタンプラリーのネックとなっていましたから今では随分楽になった事でしょう。いや今でもスタンプラリーってあるのかな?もしあったとしたら頑張れば一日で全山制覇できるかもしれませんね。あの頃で大体2日はかかっていましたから。というのも笠岳スキー場もそこにあった笠岳ホテルも無くなっていました。蓮池から河原小屋の谷を跨ぎ発哺まで繋いでいたロープウェイも廃止されたそうです。このロープウェイもスタンプラリーには曲者でした。リフトを乗り継いでスタンプを稼いでもこのロープウェイに乗るためにまた戻る事になるからです。ブナ平中ほどから西館山に繋がっていた昔懐かしい卵型のゴンドラも新しいものに架け替えられていました。たしか定員2人で向かい合って座っていたような。

志賀高原へ行かなくなってもう25年くらい経つんですね。そりゃ変わってあたりまえ。
それはそうなんですが閉鎖されたゲレンデが多いって事はそれだけスキー人口も減ったって事でしょう。当時の賑わいを思うと栄枯盛衰を感じずにはおれません。
子供達を合宿に放り込み暇を持て余した我々夫婦、宿の予約もしてなかったので丸池駐車場に駐車しっぱなしで車中泊を繰り返しながら滑っていたのも懐かしい思い出。その時はホテルで夕食と温泉に浸かり湯たんぽにお湯を貰って車中泊
笠岳ホテルはよく利用しました。幹線道路から外れていた為か宿泊費が若干お廉かったので。ホテルから地下通路でリフトの真ん前まで行き、そのリフト一本で熊の湯のゲレンデに滑り込めます。熊の湯のリフト山頂からは林道沿いに横手山のゲレンデへ滑り込めます。
笠岳ホテル跡が更地になり、スキー人口の減った今、果たして当時ほどゲレンデ外の林道などの整備が為されているでしょうか。当時の繁栄を想い一抹の寂しさを感じます。

カードキー

玄関の施解錠用カードキーの反応が悪くなっていました。
急ぎで出かける時なんて凄く時間がかかりほんとイライラします。夜遅く帰って来た時は寒い中なかなか解錠出来ず嫌になってしまいます。全く効かない訳ではなく何度も試みているとなんとか施解錠できるのですが、不便過ぎるのでカスタマーセンターに連絡。正月休み期間だったのでnetでの問合せです。
ディンプルキーでも施解錠は出来ますが、重いし仰々しいしそれに長年カードキーに慣れてしまうとその便利さを放棄するのも気が進みません。
休み明けのカスタマーセンターからの返信にはカードリーダーユニットの交換になるとの事で概略費用も掲載されていました。
締まり屋のかみさんは使えない訳じゃないからこのままでも良いと言います。いざとなったらディンプルキーを使うつもりのようです。まあ停電時にはカードキーは使えなくなるのでディンプルキーがオールマイティなのは事実なのですが。
それでもT哉夫妻も含め家族全員が各自持つとなるとカードキーしかありません。
という事で修理依頼。その工事が昨日の事。
いやあ、この感度の良さ! 受信部にピッタリ付けず数cm離れていても確実に反応します。やはりこうでなくっちゃ。
作業終了後作業員さんに、十数年毎にこうやって交換しなければならないものなのか聞いてみたら、メーカーの回答ではなる場合もあるしならない場合もあるとの事だそうです。まあ次は20年くらいもつ事を期待しましょう。
なんたってカード登録時はすべてのカードを同時に設定しないといけないので全員のカードキーを回収しなければなりません。それだけ足枷がかかる訳でできる事ならやりたくありませんからね。
まあ今回は無事設定完了。めでたしめでたし。

P.S.
このカードキー、磁気カードではなくICチップで微弱電波の送受信をしています。スキー場のリフト券と同じようなものですね。ですから強磁界の影響で書込みデータが壊される事はありません。送受信ユニットの不具合を疑ったのもこれが解っていたからです。
携帯TELのケースには蓋固定の為に磁石が使われているものがあります。うちのかみさん、この所為でクレジットカードをよく使えなくしています。まあICカードリーダーでなら使えますが。
自宅のカードキーが磁気カード式だったら笑い話にもなりませんね。

暇に任せてTV三昧

最近はSNSだけでなくYOUTUBU等の個人発信の動画も増えましたねえ。それも4Kの鮮明さでドローンも駆使し、普通では見られないアングルからの俯瞰など良質なものが沢山あります。
今日も暇に任せてYOUTUBUで読売新道、伊藤新道を観てしまいました。
ドローンって初期費用はいくらくらいかかるんですかね? つい私もチャレンジしたくなってしまいます。でも道具は揃っても肝心のコンテンツがどうか・・・。今の私に「はたしてそんな所まで足を踏み入れる事ができるか?」と言われると、「否!」と即答してしまいます。
私の現役当時でも読売新道は最奥地でもあり、足を踏み入れる人はかなり少なかったと思います。あの赤茶けた山肌ながらもその姿はたおやかでなぜか山人を引き付ける赤牛岳、連なる山脈のその奥まで足を踏み入れないと観ることが出来ないと言うだけでも私達の心をワクワクさせたものです。当時は当然今よりも山屋人口も少なく整備もあまりされていないので本当に秘境と言うに相応しいものでした。
逆に伊藤新道はその当時、かつての賑わいから取り残され廃道になったばかり。今はまた整備されつつあるようですね。
その基点となる湯俣温泉晴嵐荘へは二度ほど行った事があります。小屋泊まりは一度目だけで二度目は素通りでしたけど。というのも登る前に温泉で長湯すると翌日どっと疲れが出て登るに堪えられなくなることが解ったから。それ以降は温泉は下山後が鉄則となりました。
その小屋泊まりした時に、居合わせたパーティの人達が伊藤新道が廃道と聞いてどうしようかと言っていたのを思い出します。
私は二度とも水俣川から千天出合、槍ヶ岳だったので他人事として聞いていましたが。当時は北鎌尾根というと七倉、高瀬川から湯俣温泉経由が一般的でした。高瀬ダムもまだ工事中でダム湖も出来てない頃です。そして最大の核心部は北鎌本体よりも水俣川をいかにして通過するか?でした。針金だけの橋を渡ったり崩れそうな斜面をトラバースしたり・・・、春先はその針金橋も流されていたりと行ってみなければ解らないというのが本当のところでした。晴嵐荘まではピクニックなんですがねえ。千天出合まで辿り着ければあとは終わったも同じ。というのが当時の私の感想です。きっと湯俣川も水俣川同様水量も多く大変な所だったろうと思います。今は水俣川は通行できるのですかねえ? 今は北鎌へは表銀座稜線から貧乏沢を天上沢へ降りてから北鎌沢を登るようですから、きっと水俣川の道は廃道かもしれません。あっ、国土地理院の2万5千図には登山道の破線が記入されていませんからきっと廃道ですね。伊藤新道にも破線表示がありません。

大画面のハイレゾ動画に感動した後一休み。録画していたものを消そうとリストを見ていたらまだ観ていない録画を発見。昨日土曜日の20時からNHKBS3で放送していたヨーロッパアルプスです。内容はグランドジョラス。見てみるとなんとイタリア側から。クールマイユールからフェレ谷沿いにボナッティ小屋までのハイキングと同じくクールマイユールからロープウェイを乗り継いでモンブラン上部、メールドグラスの最上部へ、そしてそこからダンデジュアンの登攀の2コースの照会でした。てっきりフランス側からかな?と思っていたので新鮮な感動。今までのTVでの照会というとシャモニーからメールドグラス、そしてその奥に聳えるグランドジョラス北壁が一般的な映像でしたから。そう言えばジョラス北壁の初登を果たしたリカルド・カシンもフェレ谷からジョラス北面に回り込みあっさりと登頂したのでした。如何にカシンを筆頭にドロミテで鍛えられたイタリア勢がずば抜けた登攀技術を持っていたかの証左でしょう。カシンの後にもボナッティやメスナーが続いています。因みに私の使っていたカラビナは殆どがボナッティ、緑色の粉体塗装が施してあるものです。そうそうトンカチもウッド製の柄にCASSINの焼印が押してありましたわ。
あっ、またまた脱線。
先日の日記でも記しましたが雑誌【岩と雪】にも掲載されていたダンデジュアン、今はフィックスロープが設置され容易に登れるようですね。観ているとフィックスロープで完全な腕力登攀です。あれなら私でも登れそう? かつてはエキスパートのみに許された登攀がかなり身近になったようです。とは言え法律によりガイドは雇わなければならないのですが。
こうやってTV番組で最新の状況が画像と共に手に取るように解ります。本当に素晴らしい世の中になったものです。

補足:ダン・デ・ジュアンの
   ダンはdent(歯) 英語のdentist(歯医者)もフランス語のdentから来ているようですね。
   デは前置詞のde 英語で言えばofでしょうか。
   ジュアンはgéant(巨人) 英語のgiantとよく似てますね。
   フランス語では語尾に着く【t】は発音しないのでそのように発音すればダンデジュアン。日本語では【巨人の歯】となりますね。
何年か前に御在所でよくお世話になっているI夫妻がツールドモンブランに行った時に、御多分に漏れずミディ針峰にもロープウェイで行かれたそうです。そこでグランドジョラスに続く針峰群の中に一際目立つ針峰を見つけ、それが【巨人の歯】と呼ばれていると聞いたそうです。土産話に【巨人の歯】という言葉が出てきて、初めは何の事か解らなかったのですが聞いている内に「ダンデジュアンの事かな?」と推測、そして韻が似ている事からよくよく考えてみるとダンデジュアンに違いないと判った訳です。【岩雪】でもダンデジュアンと表記してありましたから直訳されると???となってしまった訳です。