ポリグリップ続き

夕飯はステーキ。昨日のメニューだったのですが、全く動きもせず昼間っから大喰らいしたため昨夕のメニューを軽い物に切り替え本日にずらしたという訳。
しかしながら本日も食っちゃあ寝生活であまり食欲も湧かず。かと言っていつまでも生肉を冷蔵庫で寝かせて置く事も出来ず。
空腹では無くともやはり高い肉は美味いです。山葵醤油をつけてビールのつまみに。エール風味の味わいの濃いビールによく合います。いかんこんなことばっかりしてたらメタボ一直線。
それもこれも諸悪の根源はポリグリップ。多少堅いもの、厚みがあり噛みでのあるものでも何でもかんでも噛んでも噛んでもへいっちゃら。入れ歯を気にせず食べられるって幸せな反面こんな弊害があったとは!
極め付けは食後のデザート。かみさんお手製の生八ツ橋。生地の粘りが強過ぎて薄く延ばせず厚み1cmほどの生地で包んだ餡子餅風。この生地がお餅より弾力があり、今までの様にポリグリップ無しでは到底太刀打ち出来なかったような代物。
これが難無く食べられたって事は、普通のお餅なら全く問題無しって事です。
そしてこの失敗作の生八ツ橋、これはこれで絶品です。生八ツ橋とは全く似てはいませんが別のお菓子として売り出せば巷でブームになりそうなほど個性的な美味さです。
生地のニッキの香りと多めのきな粉の味が凄く合っています。それに餡子の甘みがベストハーモニー。
「ニッキが効いてて美味い。」と言ったら「ニッキなんて入れてない。シナモンは入れたけど。」
どうやらクックパッドのレシピで作ったようです。
「ニッキもシナモンも同じだよ。使う部分は違うだろうけど。」
「えっ、そうだったの?」
正確には、シナモンはセイロン産の肉桂の皮のコルク層を乾燥させたものだそうですが、日本産の肉桂の皮にもコルク層がありこれもシナモンとして流通しているそうです。ニッキは肉桂の根から作るそうなので辛味の方が強く一見別物のように感じますが、かみさんの生八ツ橋のようにシナモンをニッキの代用にしても全く違和感が無いのは元は同じだからでしょう。
ポリグリップ、次はチューインガムに挑戦ですね。

ポリグリップ

昨日購入後早速着けてみました。
チューブ入りで押し出すと最初は空気ばかり。チューブ容量の1/3くらい凹んだところでやっと中身のお出まし。上げ底ならぬ空気膨らし、JAROに訴えられるんじゃないかと余計な心配をしてしまいます。
やっと出てきた中身、パサパサになったワセリンみたいな質感で、こんなもんで本当にくっつくんだろか?
説明書に従い少量を入れ歯の歯茎に当たる部分に絞り出してから装着します。少し強めに噛んだ状態で1分待ちます。舌で入れ歯を押してみると、あら不思議簡単には動きません。
暫くしてから昼食、多少強く噛んでも入れ歯がずれる事もなければはぐきとの間に食べカスが入り込む事もありません。へ〜、たったあれだけの量で凄いじゃん。よくあんなワセリンみたいなのが口の中で固まったなあ。
その後は入れ歯をつけている事自体忘れており、夕食の時にポリグリップを着けていた事を思い出します。まるで自前の歯のように咀嚼し全く問題なし。
就寝前の歯磨きで外しましたが、カチカチで剥がれないなんて事は無くいつも通り簡単に外れました。剥がした物を見ると透明な樹脂状の固形物が剥がれかかって付いています。これが支えていたのか。それも歯ブラシで簡単に取れます。歯茎に残ったものも口を濯ぐだけで簡単に取れます。
そして本日も愛用しています。これ、凄い優れものです。お試し用として一番小さな物を
買いましたが、量的にほんの少しで済むので使い切るまでかなりの期間賄えそうです。それじゃあ次もこのサイズにしておくか。開封後あまり長期間置くと変質するかもしれないし。
そうそう、入れ歯の難敵であるお餅とチューインガムも今度試してみましょ。
発売元はアース製薬、製造元はグラクソスミスクライン。世界的にメジャーな製薬企業です。TVのCMでよく見かけはしていましたが使う身になって改めてその凄さを実感しています。

お気にいり

なんて言うと映画サウンドオブミュージックのMy favorite thingsが思い浮かぶのは我々世代の文化のようなものでしょうか。
今朝は眼科検診。17-8年前の網膜剥離からずっと続いています。齢70から医療費負担が3割から2割となりその御利益を享受させて頂いております。
検診後はドラッグストアに寄りポリグリップなるものを調達。食事中強く噛むと入れ歯が動き隙間に食べカスが入り込んでしまうので、チョットお試しと言う訳で。
ついでに酒のつまみや安物のお菓子なども一緒に。
そして最近のOne of the my favorite thingであるヤマザキの【薄皮あんぱん】も。小振りのあんぱんが5個入って95円+tax。薄皮の名の通り大きさの割に餡子の量が多く、小豆好きの私には嬉し涙がちょちょぎれるほどコストパフォーマンスの良い代物です。
昼食後に早速一個頂きます。普通サイズ一個ではさすがに気が引けますが、これくらいの大きさならまあ許せるかな? 口の卑しさはいくら年を重ねても一向に治る気配はなさそうです。精神的にも懐にも丁度良いサイズ、メタボ予防にもこの程度の大きさなら許せそうです。

ところで昨年から眼科検診の度に受診者数の極端な減りが気になっています。武漢ウイルスの感染予防の為の受診控えであろう事は推測出来ます。言い換えれば今までは必要以上に受診していたとも言えそうです。かく言う私も3ヶ月に一度の眼底検査だけでも良いのでしょうが、あまり患者さんが減り過ぎてもお医者さんの過度な収入減となっては開業自体が立ち行かなる事も考えられます。まあそこまで真剣に考えている訳ではありませんが、何事も急激な変化は良くありません。ルバート無くして音楽は有り得ず。リエゾン無くして世の中も回らず。
最近TVが医療崩壊寸前と人々を煽っています。医療資源自体は日本は他国に比べ決して劣っている訳ではないし、感染者数もまだまだ他国よりずっと少ないです。要は資源の配分が上手く行ってないだけだそうです。眼科に限らず受診者が大幅に減っている今、そこで余裕の出た資源を割り当てれば良いとの考えもあります。外出を控えて感染を減らすのも必要ですが、医療資源の効率的な配分を促すよう訴える必要があるんじゃないですかねえ。 あっまた愚痴っちゃった。

ホットプレート焼肉

夕べは珍しくホットプレート焼肉。いつものフライパン焼肉だとかみさん自身が焼きたてを食べられないから?
おそらくそうでしょう。家を建て替えてからダイニングが油の飛沫や油煙で汚れるのを嫌い、キッチンで焼いたものをダイニングに運んでいました。豆腐ステーキ、椎茸のバター焼き、肉、野菜、肉、野菜、・・・と繰り返すのでかみさんはじっくり腰を据えて食べられません。
2011年以来ですから10年近くフライパン焼肉が続いていたのです。
久々に自宅焼肉で立ち回らずにたらふく食べられたおかげか上機嫌です。
が、「やっぱり油でギタギタになる。後で床の雑巾がけしてね。」
片付けものを流しに運ぼうとすると床でスケートが出来ます。「こりゃ凄いわ。」
折角のほろ酔い機嫌が雑巾がけの重労働に一転。
おかみさん、「壁紙もやらないとダメかなあ?」
すかさず「ファブリーズで良いじゃん。」

寝床に入ってからも、「おとうさん、明日朝もう一回床を拭いてね。ウエットモップで良いから。」
これに懲りてまたフライパン焼肉の復活ですな。

オイル交換

昔よく言われていたのは「安いオイルで良いからこまめに交換。」
これがエンジンに最も良いのだとか。私も長らくこの教えに従ってきました。
流れが変わったのはA4になってから。
純正の化学合成油を使えば、2年3万kmを車メーカーが保証と車の付属品マニュアルにも謳われていました。実際にはディーラーでは「1年での交換を推奨しております。」との事。日本の様にチョイ乗りばかりの使用状況ではメーカーの言の通りにはいかないとか。ディーラーの予防整備の意図の方が強い様にも思われますが。
それで実際はディーラーで一年毎に交換していました。
それまでは我家の車はいつもJMS。A4以外はJMSで半年毎に変えていましたが、いつ頃からかJMSがMobil1(廉価な化学合成油)を取扱うようになりそれからは、A4はディーラー、他車はJMSでMobil1となりました。こちらも化学合成油なんだから1年交換で良いだろうと思いそうしています。実際デミオなどかみさんが年間2万5000kmほど走っていましたが全く問題なし。吹けの良さ、高速回転の滑らかさ共にピカイチ。10数年後の今ではT哉の通勤用となっていますが、オイル管理が原因と思われるトラブルは一切ありません。
そんな状況もあって以降の歴代2ndカー、3rdカーはMobil1で一年毎交換としています。実際安物オイルを年2回交換するより安上がりです。
軽のオイルは買った当初販売店が無料交換してくれていましたが、無料期間終了後Mobil1に変えました。その時の体感としては、いや本当に驚かされました。それまでは吹けが悪く回転が上がって行く時も何か引っかかる様な感じだったのが、いきなりアイドリングの静粛さと滑らかさに吃驚。吹かすと静かに滑らかにかつ瞬時に回転が上がって行きます。全く別の車かと思うくらい。こりゃシルキー6ならぬシルキー3ですがな。安物オイルと高性能オイルの違いって本当に凄いです。これを体験してしまうと怖くて安物オイルなんて使えません。
同じく数年前、A5のフリーウェイプラン終了後、初のオイル交換はディーラーからのDMに付いていたクーポンで格安に。その後どうするかな? と思っていたらJMSでMobil1のESP formulaも扱う様になったとの事。これはVW504規格認証を受けているものなので純正品と同じ。
(欧州の車メーカーには本当の純正オイルはありません。各メーカーがオイルメーカー各社に規格を提示しその試験に合格したものだけが認証を受けられます。因みにAudi純正として売られているのはカストロール社が提供しているもので、これもVW504規格認定品です。)
それ以降A5もJMSで交換しています。フィルター交換も含めて15,000円ほどですからディーラーよりかなりお安くなります。但しサービスリマインダーのオイル交換時期リセットは自分でやる事になります。
それを先日11日月曜日にやって来ました。
年金生活者はこうやってやり繰りが大変です。

cf: かれこれ20年くらい前から欧州車は高性能長寿命オイルを使い極力オイル交換の頻度を減らす方向に進んでいます。環境負荷を減らす為の取組みのひとつです。交換回数を減らせば廃油も当然少なくなり、環境負荷も軽減出来ると言うロジックです。排出までの期間が長いって事でロングドレインオイルと呼ばれています。
この為に開発されたのが化学合成油です。エンジンの潤滑性で言うなら現在でもヒマシ油の様な植物油が最適なようです。実際近年までレースで使われるのは相変わらずヒマシ油だったそうです。レースの様に短時間内なら充分潤滑性が保てるのですが、所詮植物油。日常使用する車のように数ヶ月から年単位と言う長期間に亘って劣化せずに使える訳がありません。過酷なレース環境にも耐える潤滑性と長期間に亘って劣化しない安定性を備えた潤滑剤として開発されたのが化学合成油です。値段は高いが品質も高いです。
因みにラジコンで使うグローエンジンの潤滑剤って未だヒマシ油を使っています。2サイクルエンジンなので燃料であるメタノールに混ぜて使っています。
ヒマシ油は英語でカストル、日本でもカストリ油と呼ばれています。オイルメーカーのカストロール社って語源がヒマシ油(カストリオイル→カストロール)だったんですね。

アイゼンバンド交換

早くも1月13日。3日の御在所で久々に履いたアイゼン、固定バンドが擦り減りいつ切れてもおかしくない状態。交換の為PP(ポリプロピレン)バンドを調達。近所の手芸店には10mm幅の物しかなく、一応買っては見たもののいざ交換しようとすると如何にも弱過ぎて断念。netで12mm幅を見つけて発注。現行品は実測で13.5mmで市販品では15mmに飛んでしまいます。金具に通る最大幅という事で12mmになってしまいました。届いたのが一昨日、それで本日着手という訳です。

かみさんのお付き合いで午前中は刈谷のハイウェイオアシスへお買い物。ここの魚屋さんは近海物が多く言わば地場産、地産地消のおかげかかなり新鮮な上物がお値打ちに手に入ります。
そんな中、中物のブリカマ1パック198円+taxを見つけてこれも買い物籠へ。えろう安いです。手軽なのは塩焼き。脂が乗って美味なる事この上なし。
その他諸々を上のフロアで調達し引き揚げます。お昼は調達した出来合いのカツサンドとお雑煮。同じく調達品のヤマサのちくわや揚げ物、それに早速ブリカマの塩焼き。こんなもんばかり食ってたんじゃメタボは解消されません。
午後はかみさんがリハビリ卓球に出かけたのに合わせ床屋へ。年末寒くて行けなかったんです〜。そして帰宅後やっと重い神輿を上げます。

まず3m品を2つに切って、切口をライターで炙りPP繊維を溶かしデコラ板等の平らな面に押し付け固めます。こうする事で繊維がほどけなくします。これ昔親分がやってたのの真似です。以降シュリンゲ等の切口は常にこうして処理しています。

必要品はハサミとライター。

切口はご覧の通り繊維が毛羽立ちほつれやすいです。

これをライターの炎で炙り少し溶かしてからデコラ板などに当てて冷まして固めます。

切口がこんなに綺麗に平らに固まっています。

下処理が終わったらアイゼンに付いていたバンドを交換して行きます。

この新しい靴、所詮ハイキングシューズ。爪先の反りが大きく、大きな隙間が空いてしまいます。

さあ出来た出来た。車庫にしまっとこ。


補足
テープ、シュリンゲ等のカット面の処理について。

断面が円形のシュリンゲ(編みザイルの様に、芯材は細いナイロンの直線材でそれを円筒形に編んだ保護材で包んだもの)は、切る部分の周りをセロテープで包みます。
そしてセロテープごとカットします。カットした所はまだセロテープが抑えているのでほつれ難いです。
切口をセロテープが付いたまま炎で溶かし、溶けた面をデコラなどの平らな面に押し付け冷やし固めます。
はみ出たバリをハサミやニッパーなどで切り取りセロテープも剥がします。

昔は色々な径の細引きを山用品店で数m単位で買って来て、色々な長さ太さのシュリンゲを自分で作っていました。場合によっては強度的にリスキーでも3mmφで直径20cmのループのシュリンゲも用意していました。実は意外にもこの貧弱なシュリンゲがいざという時に大活躍するんです。狭くて奥深いクラックの奥に支点が取れそうな場合が結構多くあります。
一般ルートでボルト、ハーケンがベタ打ち、支点をどこに取るか迷うほど支点だらけのところならそんのもの不要ですが。
アブミもプレートだけ買って来て自作するのが普通でした。自分の足の長さに合わせて。

あけましておめでとうございます

この世に生を受けてはや70年と5ヶ月少々。
過ぎてみればあっちゅうま。後はのんびりと? いえいえ世の中そんなに甘くありません。
お迎えが来るまで気がかりな事ばかり。返ってこれがボケ防止と健康管理に繋がっているのかも。
悪い事ばかりでは無い事の証左と言う事でしょうか。

本年も宜しくお願い致します。