ワークマンデビュー

ワークマンの存在を知ったのはもうかなり前。そうですね、10年、20年は経っているでしょうか。
御在所通勤の途中、23号線沿いにもかなり前からあります。
名前や外からの様子でブルーカラーの人達の作業着などを扱っているのが判ります。
結構はやっているんだな。労働人口も増えているのかな? なんて思いながら入店する事もなく今に至っています。
数年前いやもう5年くらい経つでしょうか、経済誌でワークマンが取り上げられた事があります。当時コンビニ加盟店の過酷さが表面化し始めた頃で、コンビニ加盟するくらいならワークマンに加盟した方が余程良いと言われるようになっていました。同じフランチャイズでも、開店当初の赤字期間でも本部から所得補償があり軌道に乗るまでは手厚い援助が得られるとの事でした。
新しいビジネスモデルを構築し、加盟店と本部がWin-Winの関係を保って発展拡大している事に大いに感心させられたものです。ですからワークマンと言う名前を聞くと条件反射的に好印象しか湧きません。
今年に入った頃でしょうか、TVでも取り上げられたようでかみさんがワークマンに行きたいと言い出しました。
「鳶や土方さんが行ことこだぞ〜。」と言うと、「ユニクロよりずっとおしゃれで良い品質の物がより安く揃っている。」と言います。
なんでもワークマンプラスという別ブランドなのか店舗なのかが創設されそこの品揃えが秀逸なのだとか。
へ〜、ワークマンさんまた画期的な事してるんだなあ。と感服した次第。
家の近くにはワークマンはありますがワークマンプラスは有りません。ところが先日オープンした【ららぽーと東郷】、ここに出店しているそうです。
そして本日早速行って来ました。
オープン当時は開店前からかなり混んでいましたが、本日は開店後20分程でも至ってスムーズに駐車出来ました。そして店舗内も嘗ての混雑は有りません。いくら平日でも前回と比べて汐が退いたみたい。各店舗も店内に人はあまり居ません。そんな中ワークマンプラスのみが芋を洗う様にごった返しています。試着待ちの行列が人の動きを遮り余計に混雑しています。値札を見ると何もかも捨てても惜しくない程の低価格。かと行って作業着で培った品質でしょうから安かろう悪かろうという訳でもなさそうです。
さすがにあの混雑ではレジに並ぶ気にはなれませんでしたが、もう少し落ち着いた頃に再度来る事にします。
嘗てユニクロの低価格に衝撃を受けた私ですがワークマンにはそれ以上の衝撃を与えられました。次、いつ行こうかな?

リッツ? ルヴァン?

一昨日土曜日、マーケットへ行ったついでにお菓子の買い出し。
そこで見つけたYBC(ヤマザキビスケットCo.)のルヴァン。先日この日記に記したものとは違うようでプライムが付いてましたからより高級なお味なのでしょう。そして形も正方形ではなく円形でリッツとそっくりです。
それではリッツとどう違うか試してみようと両方買って帰りました。(ルヴァンは品揃えが無くルヴァンプライムしか置いてありませんでした。)
そして比べて見ます。

中身の比較は左側がルヴァン、右側がリッツで、それぞれ上が表、下が裏です。
ルヴァンの方が焦げ色が濃くなっていますが、これはバラツキのようでそれぞれ濃いものも薄いものもあります。
中央部のガス抜き穴? も同じ位置に6個あり外観では全く見分けがつきません。表側の表面張力による丸み、裏側の下の台に当たって出来た模様も全く同じです。ヤマザキさんヤマザキナビスコ時代の設備をそのまま使っているのかも知れません。そしたらリッツそのものですよねえ。

そして最後にお味は?
う~ん、違いが解りません。口に残る小麦の旨みも全く同じです。
気の所為かもしれませんが、若干リッツの方が塩味が強いような・・・。
そうだ! 先日久しぶりに食べたリッツで感じた塩辛さ、その時感じたのは昔食べていた物より塩味が強いような気がした事。
案外ルヴァンは、ヤマザキナビスコ時代に作っていたリッツと全く同じ製法で作っているのかもしれません。リッツを日本で販売するには塩味が強すぎるとの判断から若干薄めにしていたとでも言いますか・・・。そしてモンデリーズが独自で日本販売し始めた時は世界標準のリッツの製法を採用し、その為若干の塩味の違いが出ているのかもしれません。tanuoさんの味覚って結構シビアだったんですね。何十年も前のビバーク中に慣れ親しんだ味を覚えていたなんて。

イントロダクション

暫く前、遅い夕飯を摂りながら何気なくTVのチャンネルをガチャガチャ。(すみません。今時のTVはリモコン選曲ですから音なんてしませんね。)
な〜んも面白いものやってねーな。と一通りスキャンしていたら【ちあきなおみ】さんの特集に行きあたりました。
最近全くお見受けしなくなりましたね。お元気なのでしょうか。
芸能界の人達にありがちな気を衒った言動なぞ全く無く、いつも飄々とされていた立居振舞いが好感の持てる珍しい方でした。「箪笥にゴン」の宣伝など美人であるにも拘らず、恥じらうでも無く淡々とコミカルな役を演じており、さも彼女の人間性が現れているようで印象深かった事を思い出します。
彼女の代表曲と言えば【喝采】。今聴いても叙情感溢れる良い曲だと思うのですが、実はこれを最初にラジオで耳にした時は凄く嫌な気分になったものです。そして巷でよく聴くようになってもその気分はますますつのるばかりでした。
当時私は就職してまだ間もない頃。学校で履習したものは基礎的な理論。アプリケーションとしても真空管トランジスタの原理、或いはそれを用いた電子回路程度だったのに、職場では既にICが普通に使われており学校の遥か先を行っていたのでした。いきなりの驚きとそこから来る強迫観念に、そのギャップを埋めるべく終業後は殆ど勉強に時間を費やしていました。受験生同様ラジオをBGMに学習に没頭していた訳です。寮の先輩達は夕食後から就寝までの間、食堂でTVを観ていましたが、私にはそんな余裕なんて無く直ぐに自室に引き籠っていましたから、ネクラな奴と思われていた事でしょう。
こうやってラジオだけが友達という生活でしたからどうしても音楽を聴く事も多くなります。
当時ポールサイモンがアートガーファンクルと別れ初めて出したアルバムの中に【母と子の絆】という曲がありラジオでもよく流れていました。それが流行って暫く後に出たのが、ちあきなおみさんの【喝采】です。この【喝采】のイントロが【母と子の絆】のイントロと全く同じだったのです。ですから最初に私が思ったのは「これパクリやん。」
ちあきなおみさんがパクった訳では無いのでしょうが、「この人、洋楽って全く聴いてないのかなあ。知ってたらレコーディング前にクレーム付けてるだろうし。」と思いますよね。まあ作曲者の方に問題があるのは間違いないでしょう。
そんな訳で耳にする度に嫌悪感の方が先に感じられてなかなか好きにはなれなかった曲でもあります。
それでもTVでお見かけする彼女の人柄に接しているうち、この曲のイントロに対する嫌悪感も和らいで行きました。
あれから半世紀近く経ちました。今聞き直しても叙事詩的な歌詞につい引き込まれてしまいます。嫌悪感すら抱いたあのイントロがこの曲には無くてはならない一部とも感じます。

金木犀

今日は朝から史君のお預かり。
Mちゃんが出かけた後、暫くはおとなしくしていましたが、ミルクを飲ませようとした頃からギャン泣き。
立って抱っこでよしよしと身体を揺らしてもちっとも泣き止みません。ババと二人で交替しながら抱っこしても延々と泣き続けます。
それで抱っこしたまま庭へ出ると、見慣れない景色に興味を示しているのか大人しくなりました。
落ち着いたところで中に入るとまたギャン泣き。仕方が無いのでババと二人で縁側で日向ぼっこしながら王子さまのお相手。
麗らかな陽射しを浴びながら休んでいるとどこからともなくかぐわしい香り。そうです金木犀です。
縁側前の金木犀を注視してみると、細かな花芽がいっぱい確認できます。まだ黄緑色で開花には早過ぎます。
昨日は花芽とは確認できませんでしたから、昨日の今日でこんなにも違うものなんですね。
裏手に回りそちらの金木犀は・・・、あっ、チラホラと咲いています。まだまだ目を凝らさないと確認できないくらいの花数ですが確かに山吹色の花が開いています。そして綻びかけの蕾もいっぱい。
例年より少し遅いですが、季節を忘れずちゃんと咲いてくれるものなんですね。
微かな香りが漂う縁側で、ジジババ揃って史君を抱っこしながら日向ぼっこ。ええもんですなあ。人生順風満帆とは行きませんが、こんな一時が味わえるって本当に幸せです。

10月10日前後

毎年この頃は街中に金木犀が香っています。
でも今年は? 遅いですね、全く香って来ません。
リビング前の金木犀の様子を調べてみると、花芽かどうか解らない芽が小枝末端付近からいっぱい出かけています。
裏庭の金木犀は明らかに花芽と思しきものがかなり大きく伸びています。
早い年だと10日以前に満開となり10日には散り始めていますが、この様子では開花は来週かそれ以降にずれ込みそうです。
涼しくなり始めたのがつい先日、10月に入ってからですから秋の花も遅れているのでしょう。
それにしても遅い!
庭木の手入れは金木犀が終わってからにします。下手すると11月に入ってからになるかもしれません。それならそれで暫くのんびり出来ます。

冬モード

最近急に寒くなりました。
先週には夏蒲団(ガーゼケット)からいきなり羽毛布団。
羽毛は天然のエアコンと言われるように適度な放熱もしてくれますから早めでも暑くて堪らないって事はありません。
それが数日前くらいから本領発揮、それくらい気温が下がりました。(台風14号が通過すればまた気温も上がるそうです。)
14号、どの辺にいるのかな? 中心は遥か南海上のようで進路が南へ急旋回? 高海水温域に戻ってまた発達して逆戻りしてこないかしら? 変なコースですね。

今朝方冷え込みに堪りかねたかみさんが炬燵を出すと言います。
2階ホールに置いてあるテーブル炬燵をS司の部屋にあるデスクと入替え、デスクワーク(専ら読書かゲームです。偶に資格試験の勉強くらい。)時に足を温められるように。ホールに放り出したデスクはベランダの洗濯物を畳む為に今までのテーブル代わりに。
そして1階リビングにお炬燵と座椅子をセットするように。
敷物から準備しなければならず、まずダイソンがけと拭き掃除。炬燵も重く炬燵布団も2Fクローゼットから出さなきゃならないので大仕事です。

ふ~! やっと出来た。
炬燵が出ると一挙に冬モード。まだ10月半ばにもなってないのに。

ふと庭を見ると外は14号の大雨。シマトネリコが枝葉が伸び放題で鬱蒼としています。シラカシの天辺には50㎝ほど細い新しい幹が何本も飛び出してまるでトラガリ。台杉もボウボウ、サルスベリも花が終わり結実した種が伸び放題。
天気が良い日に手入れしなきゃいけませんねえ。
そう言えば床のワックスがけもしなきゃならないんでした。さすがに今年はケルヒャーがけの話はまだ出ていませんが、やることがいっぱい。なかなかのんびりさせて貰えません。

アルバイトを強いられる?

先日の日記(プリンタが・・・)でもつい使ってしまいましたが、この言い回しって今の人達には通じないですね。
これ、私が現役の頃(30〜40年前)に山渓などの雑誌やルートガイドブックなどで多用されていたものです。今の山渓でも使われているかどうかは知りませんが。
要は、苛酷なまで体力を消耗させられる状況を指して使われていました。他にも「全身の汗をしぼり出す。」とか。
そんな言葉に慣れてしまうとつい日常会話でも使ってしまいます。ですから山と無関係の人達には「変な言葉を使う人だなあ。」なんて思われていたかもしれません。
そんな中、嘗ての山仲間だったかみさんなんて、同じ言語を使う限られた仲間だったのかもしれません。
知らず知らず相手も解っているつもりで使っている言葉、ちょっと気を付けて見ないといけませんねえ。
プラチナ色、ペイブメント、なんて今の人達には理解出来ませんよねえ。