金木犀

今日は朝から史君のお預かり。
Mちゃんが出かけた後、暫くはおとなしくしていましたが、ミルクを飲ませようとした頃からギャン泣き。
立って抱っこでよしよしと身体を揺らしてもちっとも泣き止みません。ババと二人で交替しながら抱っこしても延々と泣き続けます。
それで抱っこしたまま庭へ出ると、見慣れない景色に興味を示しているのか大人しくなりました。
落ち着いたところで中に入るとまたギャン泣き。仕方が無いのでババと二人で縁側で日向ぼっこしながら王子さまのお相手。
麗らかな陽射しを浴びながら休んでいるとどこからともなくかぐわしい香り。そうです金木犀です。
縁側前の金木犀を注視してみると、細かな花芽がいっぱい確認できます。まだ黄緑色で開花には早過ぎます。
昨日は花芽とは確認できませんでしたから、昨日の今日でこんなにも違うものなんですね。
裏手に回りそちらの金木犀は・・・、あっ、チラホラと咲いています。まだまだ目を凝らさないと確認できないくらいの花数ですが確かに山吹色の花が開いています。そして綻びかけの蕾もいっぱい。
例年より少し遅いですが、季節を忘れずちゃんと咲いてくれるものなんですね。
微かな香りが漂う縁側で、ジジババ揃って史君を抱っこしながら日向ぼっこ。ええもんですなあ。人生順風満帆とは行きませんが、こんな一時が味わえるって本当に幸せです。