もう10月

10月1日、今年も残すところ後3ヶ月です。光陰矢の如し、Time and tide wait for noman.
詩人なら秋の訪れとともに哀愁じみた事でも書くのでしょうが、根っからの理系バカのtanuoさん、そんな気配は全くございません。
そんな事より、相変わらずしょうもない事ばかりに頭を煩わせています。
かなり前からデジカメの調子が悪く、光線の具合で露出が極端にアンバーになってしまうんです。そんな時は補正でごまかしていますがなかなか上手くいかず時間ばかりがかかってしまいます。残念ながらコンデジで1EV単位で絞りとシャッター速度を設定出来るものはなく、デジイチ買うには先立つものがありません。第一デジイチはデカいし重いし。ミラーレスが主流になりつつあるのでその内コンデジサイズが出る事を期待しています。
そんな状況なのでスマホで代替出来ないかと思っているのです。
大きさ、重量は良いのですが唯一の問題はマクロが無い事。そこでスマホでどの程度被写体に近付けるか、どの程度の大きさで撮影出来るか試してみます。

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近付き過ぎると「被写体から離れてください」とのメッセージが表示されます。これが消えるところが近接点のようです。被写体に○印が表示されれば焦点が合っているようです。
画角切替で2倍望遠にして最大近接点で写すのが最も大きく写るようなのでこれをマクロの代用としてみます。
スマホで撮影すると【LENZ】アプリで撮った物が何かすぐ調べる事ができます。撮影した画像や動画はGooglephotoに格納されるので共有にしてやるとその場でSNSにも投稿出来るというメリットもあります。

このお試し撮影に庭に出て気付きました。1枚目の写真、金木犀の花芽です。もうこんなに大きく膨らんでいたのですね。10月初旬には山吹色の花とともに辺り一面にあの強烈な芳香を放ちます。秋の風物詩のひとつです。

話は飛びますが 我家の柿、昨年はカラスにやられて全滅でしたが今年はまだいっぱい残っています。やはり昨年は結実自体が少なかったのでしょう。カラス被害は例年通り実が色みかける前から始まっています。性の悪いことに目に付くもの全てを突いてダメにしてくれます。一個を食べ切ってから次のを食べれば良いのに。
そんな訳で昨年は家主の口には一個も入りませんでしたが、今年はカラスが突き回しても追い付かないくらい次から次へと実が大きくなっているのでしょう。
それでも色付きと同時に狙われるので、まだ青くてもほんのり色付きかけたら取っています。柿は追熟するのですが足が速いというか、色み始めるとすぐにグジュグジュに熟れてしまいます。それでその食べ方を考えてみました。軟らかくなり過ぎると皮も剥けないので包丁でヘタの部分をすり鉢状に抉り取ります。その穴からスプーンで中身を掬うように食べます。スプーンの縁を皮の内側に沿わせて掬い取ると皮だけ残して綺麗に食べられます。甘〜い柿ゼリー、手も汚さず上品に頂けます。これも我家の秋の風物詩です。