辣韮

暫く前からT哉が御在所行きを計画しています。
Mちゃんのお父さんも足助の薮山歩きをしており、いつかご一緒しようと思っていたのです。
昨年の冬前、御在所行きの話があったのですがその頃には御在所も雪をまとい冬道具が必要な時期へと移っていたのです。
雪が解けたら今度こそと思っていながら、ぐうたらのこの私、つい惰性に流され毎度独りでお出かけ。
そこでT哉が気を利かせて、T哉夫妻も一緒に行こうって話になったのです。そしてMちゃんのお母さんも含めて総勢5人。
で、今日の土曜日、独りなら小雨でも良いのですが、たぶん一番体力の衰えている(太り過ぎ)のT哉にMちゃんのご両親となれば出来れば晴天の方が良いです。折角の事なので景色も充分楽しんで頂きたいし。
そんな訳で日曜日にずらした次第です。
久しぶりの土曜の御在所欠勤、ちょうど雨なのでクリーニング屋さんで【雨の日チケット】を貰ってくるよう託ります。それから晩御飯の用意とラッキョウの皮むき。
昼前からラッキョウと格闘。結局3時間近くかかってしまいました。「あ〜、手が臭い。」
僕ってどうしてこんなに不器用なんでしょ。かみさんがいたら「いつまでかかってんの〜。」と言われる事間違いなし。
昼はスケパッチ。(スパゲッティ:我家の方言です。)その後晩御飯のお菜作り。残り物がいっぱいあるので麻婆春雨一品のみ。


君は朝からお仕事でお出かけ。
ラッキョウの皮むき、晩御飯の仕度、これ以上の事を誰が望むものですか。


まだ僕を必要としてくれる?
まだご飯作ってくれる?
僕が64才になっても。
……なんちゃって。


なんとかこの歌のように平穏に暮らして行けそうです。