暫く前に建築資材が欠乏し建築費が上昇していると聞きました。
来年4月の消費税率UP前の駆け込み需要が原因だそうです。
その時はあまりピンと来なかったのですが、今朝チョボラの送迎で住宅街を通るとあちこちにトラックが停車していました。ここは我々より一世代古い地域です。築40年くらいでしょうか、大分傷んだ住宅が多く後を継ぐ人がいないのか空き家になっている家も散見できます。全体的に建替え時期が来ているのでしょう。あちこちで工事をやっており狭い道路を塞ぐように大型トラックが停まっています。出くわす度に迂回を強いられ時間の無駄も増えて行きます。
これだけ一気にかかってちゃあ資材が欠乏してあたりまえですわなあ。税率UP分の3％より建築費UP分の方が超過してしまったら駆け込みの意味もないでしょうに。それに職人さんも引っ張りだこでは建築の質も落ちます。こちらの方が恐いですよねえ。瑕疵担保責任期間が過ぎてから不具合が見つかったりしたら全て施主側負担になっちゃいます。たとえその前に見つかっても結局は欠陥住宅が完全に直る訳でもありません。いずれ消費税が上がる事は解っていた筈です。なにも皆が皆揃って駆け込みなんてしなくても良さそうなものですが…。おかげで通行の妨げも半端ではありません。
幸い我家は2年前に済ませる事ができました。築23年と早すぎた気もしない訳ではありませんが、いずれ建替えるのなら消費税UP前に余裕を持って、という訳で。
そして延び延びになっていた庭も車庫もおまけに車庫の中身も全て税率UP前に余裕で済ませられました。
解っているのにギリギリまで始められない人達の心理って全く解せませんね。結局建築費UPで高い買い物になってしまったりして…。
