どんぐりの湯

今日は温泉デート。稲武の【どんぐりの湯】です。
昼頃に出発。三連休で遠出されているのか、成人式で出かけなかったのか、グリーンロードも153号線もガラガラです。
バイパスが出来て足助市街地を通らなくてよいので尚更速いです。でもその所為で足助の町も香嵐渓も寂れてしまうかもしれません。混雑は回避したいでしょうが街が寂れる事を考えるとバイパス工事も良し悪しってところでしょうか。
毎度の事ながら周りを顧みないマイペース走行車がいますが、足助から稲武までならさほど気にする事もありません。急いでもすぐフン詰まってしまうので車間を空け一定速度で行きます。後の車も悟りの境地に達したのか同じようなペースです。
稲武の道の駅はほぼ満車。はずれの方に停めます。ここからグルリと歩いてどんぐりの湯へ。結果は正解でした。どんぐりの湯の駐車場は完全に満車状態。帰りには屋台などを物色しながら行けますし。
朝から出かけるのなら平谷のひまわりの湯にするのですが、偶にはこちらでも良いでしょう。
入湯料は600円のまま。ひまわりの湯が500円から600円に値上げしているので、近い分だけこちらの方がお得?
いやいやこちらも悪くはありませんが、やはりひまわりの湯の泉質の方が女性にはお気に入りのようです。肌に付く細かな気泡がスベスベ感を感じさせるようです。スベスベ感と言うよりヌルヌル感のように私には感じられるのですが。
待ち合わせ場所を決めお風呂に入ります。
日替わり温泉と言うのがあり、今日は甘草湯だそうです。甘草というとアレルギー鼻炎に効くそうなのでこのお湯で鼻ウガイすると効くかな? ニキビにも効くと書いてありましたが、tanuoさんはもう遥か昔の事なので鼻炎の効果を期待しましょう。そうそう年と共にこむらがえりをよくするようになりました。芍薬が足りませんが甘草だけでも多少は効くかもしれません。
全ての浴槽に浸かります。どんぐりの湯のフルコースです。お風呂から上がるとかみさんがお待ちかね。鴉の行水ってやはり若いって事なのでしょうか。
ペットボトルのお茶をグビグビ飲んで横に置くとすかさずかみさんが手を出します。自分が買ったミネラルウォーターはそのままにしておいて。
我家の全員が人が口を付けたものでも平気で口を付けますが、他所のご家庭ってどうなさっているのでしょうね。やはり直接口を付けたものは次の人は口を付けないのでしょうか?
山行中なんて他人でも平気で口を付けていましたからそれが普通と思っている我々は異常なのかもしれません。特にビバーク中なんてひとつのカップでなんでもかんでも回し飲みですもんね。他人の付けた飲み口をずらす事よりどれだけ飲んだかその量の方が気になっていました。なんだか意地汚いですね。
一息ついた後引揚げます。テクテク歩いて道の駅へ。売店がいっぱい並んでいます。
「ソーセージが食べたい。」
「ハイハイ。あっちにヤキイモもあるよ。」
今日はいやに遠慮深くソーセージだけで済みました。歩きながら食べるのも毎度の事。行儀が悪いのは我家の文化?
車に乗り込み、早速助手席でソーセージの油を垂らしています。綺麗なパンツに油染み。これも平気な我家の文化。
途中コケコッコーの看板のお店へ。三河地鶏でわりと名の通ったお店です。そこで「唐揚買ってきて。」自分は車の中でお昼寝です。
だからソーセージだけだったのか。遠慮なんてする筈ありませんでしたわ。
車に戻ると早速食べ始めます。香辛料と油のかなりきつい匂いが車内に充満します。
「臭い臭い。」と窓を開けると「嫌味だね〜。」これって僕が悪いの?


帰路も混雑なく至ってスムーズ。思ったより早く着いてしまいました。
家の前にはT哉の車が停まっています。休みの度に家からバイクでツーリング。これも週次業務のようなものです。バイクを置く場所が家にある事がT哉との繋がりになっているようです。子はカスガイならぬ、バイク置場が子とのカスガイ、なんちゃって。


今日もまた平穏に過ぎて行きます。世の中いろいろ難題だらけですが、大抵の方々はこうやって平和に毎日を過ごしているのですねえ。
平和ボケ。ボケられるほど平和な日本なんですね。直ぐ傍で天変地異が起きようが、どこかの国が恐喝してこようが。