芝刈り

お出かけの後【MRPのPage】用のACCESS作業。やっている内に急に睡魔に襲われる。
「最近睡眠時間が短かったからなあ。」きりを付け寝室へ。
ベッドに横たわる。汗でズボンが腿に貼り付き鬱陶しい。パンツ一丁になると同時に記憶が途絶える。


冷んやりとした風で目覚める。遠くで草刈り機のエンジン音。時計を見ると午後5時を回っている。空は薄日が射し一応晴れている。
「庭の芝刈りでもするかな。」寝ぼけ眼を擦りながら降りて行く。
倉庫から芝刈り機を出し刈り始める。雑草が芝を覆い隠し芝刈りと言うより最早草刈である。稲のような細長い葉が30cmほどの高さまで伸びた所やクローバーが密生した所など、電動芝刈り機には負荷が大きすぎる。硬い繊維や水分の多い茎などが刃に絡み付き何度もブレーカーが切れる。
「草刈り機に切り替えようか?」と思ったが先日使用したときにガソリンを使いきってしまった事を思い出す。おまけに2サイクルオイルも無くなっていたんだ。わざわざ買いに行くのも面倒だし。
結局ブレーカーが切れる度に絡まった草を手で取り除きながら草刈りを続ける。本当に非効率。
こんなになるまで放っておいたのは自分のせい。解っていながら先送りばかりの性格は一生直る事はないだろう。夫婦そろってよくもまあこんなにグータラできるものだ。ここまで来ると国宝級ですな。
薮蚊の集中攻撃を受けながらやっと刈り終える。
「次からはこんなになる前に刈ろうっと。」なぞと思うのはこの時だけ。次に芝刈りをするのは…やはり夏の終わりかな?その時はきっとエンジン音もけたたましく草刈り機を使っている事だろう。


これって持てる者の悩み? 市内のマンション暮らしでは味わえない贅沢な悩みなのだろうか?
いや、これは少しでも二酸化炭素を吸収して地球温暖化の防止に努めている為に生じている事なのです。次世代の子孫達に少しでも良い環境を残すべく日夜努力している結果なのです。
(そんな事言うなら草刈りなんてやらなきゃいいじゃん。)