の〜んびり、のびのび〜

予報では曇りだった筈が爽やかな晴天である。
涼しい朝の内に庭の芝刈りをしようと思っていたが、暫く雨続きだったせいか芝も雑草もしっかり濡れている。こんな状態では伸びすぎた草が刃に巻き込み過負荷でブレーカーが切れてばかりだろう。露が乾くまで暫く待つ事にする。その間に雑用を済ませる。
その後ぼちぼちと芝刈りを始める。まだ乾ききってはいないが、これ以上待っていると気温が上がり過ぎ暑くて堪らん。
既に9月の陽は高く登りジリジリと身体を焼き始めている。いかに早朝は涼しくなったとは言え、9月上旬はまだまだ夏なのである。汗をかきながら芝刈りをする。時折涼風が汗ばんだ身体を冷やし殊の外爽やかだ。やはり8月の夏の盛りとは違う。
日の当たっている所は芝も殆ど乾き刃に絡みつく事もなく快調に進む。庭木の日陰に入るといきなり絡み着き始める。何度もブレーカー断でその度に絡みついた草を手で穿る。草もベタベタ、刃もベタベタ、剥がすお手てもベッタベタ。
一通り芝刈りを終え、汗かきついでにAuちゃんの洗車。雨続きだった為結構汚れている。コーティングのおかげで激しい雨のシャワーで有る程度の汚れは洗い流されてはいるが。
しかし洗い終えるとやはり輝きが違う。新車に甦り〜。ホイールも綺麗にブレーキダストを洗い流す。ますます美人になってゆく。
大汗をかいた後は人間様もシャーワーを浴びる。「ふ〜、さっぱり。」


庭のムクゲはまだ涼やかな花をいっぱい付けている。百日紅の花はすっかり勢いを無くし、申し訳程度の花を少し残している。よく見るともうかなり結実している。この様子がいかにも夏の終わりを演出しており、どことなく物悲しさを私の心の中に揺り起こすのである。



涼しくなってきたおかげか、またクチナシも咲き始めた。夏の間暑さで休んでいたトマト、茄子、ピーマンなども9月の声を聞くと急に元気に実を付け始める。全く現金なものだ。
同様に足元には初秋の花が咲き始めている。





ん? 変わった花を発見。まるで人面花。はっきりと人の顔が見て取れる。珍種の花を発見、という事でギネスに申請しておくか。