暑い

先週の一週間に及ぶ長雨の後、また熱暑に逆戻り。雨で気温が低く過ごし易かった為、尚更この暑さが堪えます。とは言え一時期ほどの酷さは無くそれと比べれば幾分和らいでいると言えない事はありませんが。
遮熱性の高さのおかげか夜の間に冷えた屋内は、午前中は窓を閉め切っていた方が涼しいくらいです。
今、窓を開けているとごく当たり前のようにツクツクボウシの鳴き声。やはり季節はもう秋へと移りかけているようです。
もう3日続けて雨が降っていません。いくらその前に記録的な大雨に見舞われていたからって、さすがに庭木の水遣りも必要でしょう。
と言う訳で久々の水遣り。毎日適度に降ってくれれば水遣りもしなくて済むのになあ。
水遣りついでに先日大剪定したシマトネリコを見ると新芽がいっぱい噴き出しています。さすがに丈夫なシマトネリコ。根元から伐採した株は? さすがにこれは新芽が出ていません。新芽を期待するならもう少し幹を残した方が良かったのかな。

雑草がまた物凄い勢いで繁茂しています。刈り取りたいけどこの暑さの中では気持ちが萎えてしまいまた次回。いや涼しくなってからにします。
ジャングルが落ち着くと今度は台杉の葉っぱが目立ちます。これも秋に入ってからかな?

やっぱり観ちゃった。

やっぱり観ちゃいました、ヘプバーン3本目。
一応録画セットはしておきましたが、この映画ってちょっと暗いんです。そして重苦しいんです。
観ようとするには少し抵抗があり録画はしても観ないかも知れなかったのですが、やっぱり観ちゃいました。原題【Wait until dark】邦題もその直訳。
こうやって見直すと私の記憶とはかなり違う部分がありましたが、それは私自身が長い間に勝手に頭の中で作り変えていた記憶。人間の記憶ってホントあてになりませんね。
しかしまあ、凄かったです。思い起こすとこの頃の映画って大作ばかりです。そう言えば私、高校半ばくらいから20代前半にかけてけっこう映画に嵌っていました。洋画ばかりでしたね。封切りの新作も観ない訳ではありませんが、場末の廃れた映画館で3本立てとか2本立てで入場料150円とか200円の古い映画が多かったです。古いと言っても名作ばかり。中には抱き合わせでエッチなものもありましたが。
良い場面で雨がザーザー降っていたりしましたが、それはそれで趣のあるものです。(雨降り:フィルムの傷が白黒の縦線として映ります。それが雨降りを連想させるのでこう呼ばれていました。)
こういった大作ばかり見ていると邦画って見劣りし過ぎて滅多に観なくなってしまいます。ですから昔から芸能界に疎くても洋画に出てくる俳優さんは意外と多く存じております。と言っても昔の方ばかりですが・・・。
いや今の俳優さんもやはり若干は存知ております。みなさん流石にプロ。その力量たるや凄いものを感じさせられます。比べて今お茶の間を賑わわせている日本のTVドラマの俳優さん達、こう言っちゃあ失礼ですが「何なのこの人達、これでお金貰ってんの?」なんて事が頭の片隅に浮かんでしまいます。まあ中にはまともそうな方々もいらっしゃいますが。私がTVを観ないのはこれが原因かもしれません。

この頃の映画って必ず名曲と言われるようなテーマ曲がセットになっていました。レコード売場でも映画音楽というジャンルがありかなりの売上に貢献していました。不肖このtanuoさんも結構な枚数のLP版を所蔵しています。(コレクターか?)
これらの名曲、今ではTV,RadioなどでもBGMとしてよく使われています。半世紀も前のものですから今やクラシックの仲間入りしているかも。
若い人達には分らないでしょうが、我々老人はこういった曲を耳にするたび、映画のシーンと伴に若かりし日の思い出に胸をキュンとさせているのです。

いや~、ほんと映画って良いものですね~。 また水野晴郎さんのセリフが出て来ちゃいました。
さよなら、さよなら、さよなら、・・・。 淀長淀川長治)さんのセリフも浮かんできます。

長雨

長かった雨、本日もあまりはっきりしませんが時折晴れ間が覗いています。
葱を取る為に久しぶりに庭に出るとあちこちにタマスダレが咲いていました。
放っておくとどんどん周りに侵食して行くのでしょっちゅう引抜いています。抜けなくても勢いを削ぐ為に根本付近から切っています。
これだけやっていても根絶にはほど遠く、こちらもそれを承知しているのでせいぜい増え過ぎない程度に手加減しながらやっていると言うのが実状です。こうやって花が咲くとそれなりに可憐ですから。

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netではタマスダレよりもっと上位の「植えてはいけない植物」にランクされているランタナ。これもよく民家の庭に植えられており、例に違わずうちの庭にも植えられています。確かに夏季はジャングルのように生茂りますが秋から冬にかけて根本近くから剪定してやるとスッキリします。繁殖力が強くかなりの強剪定にも耐えます。夏場ジャングルのようになると言っても樹高自体は数十cmと低く、可憐な花とハーブのような爽やかな刺激臭は何も無い夏の庭には一服の清涼剤となります。おまけに種を飛ばしてとんでもない所から生える事も無いし、匍匐で広がる力もそれほどでもありません。

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久しぶりの新たな発見に気を良くしているtanuoさんです。

齢相応にノスタルジー

先日録画してあったものを観終え、通常のTV放送に切り替えたら見憶えのある映画のシーン。モノクロームの画面に透き通るようなチャーミングな顔、紛れも無い映画ローマの休日のA・ヘプバーンです。
もう何度もTVで観たものですが、やはりそのまま観続けてしまいました。
モノクロである事を忘れさせてしまうほどの色鮮やかさを感じさせてくれます。カメラワークの秀逸さだけでなく、ヘプバーン自身の持つ気高さ優美さ、それに加えてごく自然な茶目っ気が加わり、ついつい引き込まれ結局最後まで観てしまいました。
彼女自身がベルギーだったかな?貴族の家柄に生まれ、成長期は戦時下の食糧難で花の球根を齧って飢えを凌いでいた。なんて話を聞いた記憶があります。あの上品な美しさやスレンダーな容姿を目にすれば、さもありなんと思えます。
彼女は私にとって永遠の女神様です。映画が終わると次週の予告。次回は【麗しのサブリナ】だそうです。迷う事なく録画予約をしたのは言うまでもありません。
水曜日放映ですっかり忘れており、本日偶々思い出し観ることに。
これもモノクロですが前回同様まるでカラー映画のように色鮮やかさを感じます。いや〜、映画って本当に良いですね。(ん?どこかで聞いたようなセリフ。そうそう水野某さんでしたっけ。)
登場人物全て悪人なぞ居なくて、喧嘩をしても茶目っ気たっぷり。いつも相手の幸せを願っている、ハッピーエンド映画の楽しさ満載です。
女性向け7分丈パンツのサブリナパンツってこの映画でヘプバーンが履いていたパンツから来てるんですね。いや皆さんご存知ですよね。
これらの映画、丁度ハリウッド映画がモノクロトーキーからカラーに切り替わる時期、丁度私の幼い頃のものなんですね。特に【ローマの休日】なんて戦後暫くハリウッドにレッドパージの嵐が吹き荒れていた頃のもの。コミンテルンに被れた俳優達がハリウッドでの活動を制限されていた為、資材も役者も全てをローマに持ち込みそこで製作された映画です。ですからハリウッドで製作された純粋なハリウッド映画では無いのですね。そんな事を思い描きながら観るとより一層映画が面白く観れます。
そして私が小学生から中学生へとなる頃の作品が、マイフェアレディでありシャレードであります。これらはもう完全なカラー映画。ヘプバーン作品ではありませんが、移行期にはテクニカラーと称してモノクロとカラーが混在した映画もありました。【南太平洋】なんてそうだったんじゃ無いかな? Happy talkntalkn happy talkなんて歌を思い出します。
そうそう、日産のスポーツカー、フェアレディも映画のマイフェアレディから来てるんですよね。ダイハツシャレードは10数年後なので映画からとったのかどうか定かではありません。
麗しのサブリナ】を観終えると次は【暗くなるまで待って】の予告。これはもうかなり後の作品です。ヘプバーン自身が40代にかかってたんじゃあ?私が高校生の頃ですから。
学校サボって観に行きましたとも。役作りの所為もあってかかなりお老けになっていました。天使の面影なんて皆無でしたが、これが返って女優ヘプバーンの凄さを垣間見る事になりました。終盤、アランアーキン扮するギャングがナイフを床に突き立てながら這いずって近付くシーン、あの鬼気迫る形相は今でも鮮明に覚えています。あの凄みからアランアーキンと言う役者さんを知ったのです。そう言えばTV番組【サンセット77】の主役の一人エフレムジンバリストJr.がヘプバーンの旦那役をやってました。この作品以降映画から遠のいて行かれました。そしてまた暫くの期間をおいてユニセフ親善大使として活躍されるようになりました。お年は召していても慈愛に満ちた眼差しは若い頃と変わりありませんでした。
次週もまた観ちゃうんでしょうね。これらの作品は幼き日々や青春時代などのノスタルジーを想い起こさせます。齢とともに感傷に浸ることが多くなりました。
ヘプバーン自身はもうかなり前にお亡くなりになっています。そして昨日は千葉真一さんそして今日は仁鶴師匠と相継ぎ亡くなられています。平成も終わり令和三年も既に半分過ぎてしまいました。昭和は遠退く一方です。

yuri語

「行ってくる。」「気いつけて。」
(ただい)「ま〜。」 (おかえ)「り〜。」
(おは)「よ〜。」(おやす)「み〜。」

還暦おばさんが使う言葉?
影響されて古稀ジジイも使っています。
気が若いと言うか、なかなか老けさせて貰えません。
頭のキレは衰える一方ですが、せめて気だけでも。

スマホからup

アンドロイド版クロムを立上げて、PCで操作するようにリンクをクリック。
あれっ、指が太すぎてクリックできん。画面を広げて、う〜、やり難い。
なんとかエディターを開いて書き込んでいます。
T尾さんのリクエストに応えるべく雨の合い間にパチパチ。ジャングルのように鬱蒼と生茂った庭木の枝を剪定と言うより間伐と言う方が合っていました。
beforeは有りませんが、afterだけでも御覧あれ。

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暇に任せて

時期ではないと言われればその通りなのですが、あまりにも鬱陶しいので・・・。
ジャングルになっていたシマトネリコ、株立ちの中の数本がとんでもなく太くなっています。元は駐車場横の植栽に植えてあったものですが地質が合わないのか全く元気がなく、庭を作った時にこちらに植え替えてもらったところ元気もりもり。それでも最初のひ弱さが頭に残っており剪定はもっと元気になってからと放って置いたところこんなにとんでもない事になってしまったのでした。
一番太いものは根元で直径が15cm以上、他の2本も10cm以上あります。それ以外はまだ数cmで、これくらいが株立ちに適した太さでしょう。
思い切って一番太いのを根元から伐採、癒合材代わりにボンドを塗っておきました。これだけ樹勢が強かったのだから横から新芽が出てくることを期待して。
他の2本もおいおい様子を見て切るか切らないか決めます。
残った木の小枝も一気に刈り込み風通しも良くスッキリしました。

気を良くして隣のシラカシも。生茂った小枝をバッサバッサ、これも風通し良くさっぱり。
反対側のサンシュユも葉っぱが多すぎて中に風が通らないので梳くように。日光と風が通り病害虫防止にもなります。

これが一昨日の事。翌、昨日は楓の剪定。東屋横の楓も家の西裏の楓も凄い事になっており中が全く見えません。
大きな枝はそのままにして今年伸びた小枝を根元から剪定して行きます。出たゴミの量も半端ではありません。凄い量のCO2が固化されこのゴミとなった訳です。これを燃やしたら元の木阿弥、またCO2を大気中に放出する事になります。じゃあ空き地の叢に捨てておいて泥炭化するのを待ちますか。
楓もスッキリしました。この方が見た目も涼やかです。これ、夏前にやるのが普通なんですけどね。

さて次は台杉。これはセオリー通り秋になってから。それまで葉っぱを伸び放題にしておいて養分をしっかり貯めてもらいます。