今日も炬燵むり。
ipadから目を離し点けっぱなしのTV画面を観るでもなく観ないでもなく・・・。
緑の中をバスが登って行きます。その先には樹林を切り開き草地となったスキー場のゲレンデのようなものが。
画面が変わりバスの中。芸人さんらしき集団が騒いでいます。その話の内容が、日本で一番高いところにあるパン屋さんに向かっているとの事。なんの興味も無くそのまま見ているとバスの終点に到着。バス停の名前が【渋峠】。その向こうに見覚えのある建物。
すぐに察しが付きます。「パン屋って横手山山頂にあったあの小屋か。」
スキーシーズンだけの営業かと思っていましたがオフシーズンもやっていたんですね。そう言えば横手山は夏場も観光用にリフトやエスカレータが動いていた事を想い出しました。
渋峠までバスで上がって来たって事は群馬県側、草津温泉から来たって事です。長野県側からなら横手山ドライブインから観光リフトとエスカレータで山頂まで上がれるのに。いや、今はもう廃止されているのかも。バブル以降観光産業自体が大きく縮小していますから。
案の定渋峠スキー場のリフトは動いておらず皆さん山頂まで歩いて登る事に。なになに、1時間もかかったって? そんなに距離あったっけ?
もうこの頃には懐かしさもあってすっかりのめり込んでいました。
やっと到着した横手山ヒュッテ、外観は変わっていませんが入口が高くなっています。そうか、雪が無ければそうなりますわなあ。入口が路面と同じ高さだったのは路面の積雪の所為だったんですね。
店内は当時を窺わせるものは無く、広々とした様子に只々驚くのみ。昔は比べられないほど狭かったです。そこで親子4人でパンのランチを頂きました。かみさんは情報誌かなにかで知っていたようでここでランチと決めていたようです。そう言えば当時はペットのシベリアンハスキー2頭がいる事でも有名だったと思います。子供達の遊び相手になってくれたのも懐かしい想い出。
子供達と一緒だったって事は中学に上がるかその前って事です。その後は子供達は合宿で我々親と一緒に出かける事は無くなりましたから。という事はもう28-9年前の話です。あのハスキー達かまだ生きているとは思えません。
横手山、渋峠、本当に懐かしいです。
志賀高原で最も標高が高く遅くまでスキーが楽しめました。GWの連休は車中泊しながら楽しんだものです。午後の日射しにグサグサに腐った雪もなんのその、ピョンピョコピョンピョコ飛びまくりながら滑ったのも懐かしい想い出。
TV画面から懐かしさが甦り楽しいひとときを過ごす事が出来ました。う〜ん、TVも珠には好いもんだ。