お正月はYouTube

一日に孫達が帰った後は私の天下。炬燵に籠もり座椅子にもたれ正面の49inchTVでYouTube
最近は好い動画がアップされてますね。暖か炬燵に籠もりながらヨーロッパアルプスの大展望を楽しんでいます。大画面で観る大景観は大迫力です。おまけに4Kのレゾリューション、画面という窓から本物を観ているような錯覚を覚えます。
モンブランシャモニー針峰群、ツェルマット及びマッターホルン周辺、ベルナーオーバーラント一帯、ドロミテの奇岩群をめぐるハイキングやそれらの中を滑降するスキーetc.etc.
中でもラウターブルンネンの動画が多いのに驚かれされました。

遥か昔、TVで日曜夜7時半からカルピス名作劇場で【アルプスの少女ハイジ】が放送されていました。そのイントロ部分でハイジが大きなブランコを漕いでおりその眼下に広がる大きなU字谷を憶えている方もいらっしゃるかと思います。
両側を大きな断崖絶壁に囲まれた谷底にはなだらかな草原、その中に瀟洒な民家が真ん中の川に沿って建ち並んでいる。
崖の上はまたなだらかな草原となり雄大な山頂へと繋がっている。丁度その谷だけ周りと隔絶されているような景観に、まるでおとぎの国、ヨーロッパアルプスにはこんな所もあるのかな? なんて思っていたものです。
その暫く後、ベルナーオーバーラント三山の観光案内ポスターでこの谷と全く同じような景色を見たのです。たぶんメンリッヘンの山頂辺りからラウターブルンネンを俯瞰したものだと思われます。その時思ったのは、「 本当にあったんだ〜。」
時は流れ数年前の事ですがGoogle Earthに嵌っていた事があります。その時もこの辺りの景観を楽しんではいましたが、所詮は平面写真に高度情報を加え擬似的に描いた景色でしかありません。そんなものではなく実際に訪れた人が実際に撮影した景色が今ではYoutubeでよりどりみどり。全く好い時代になったものです。
このラウターブルンネン、ラウターは英語のLoud(うるさい)、ブルンネンは英語のFountain(泉)で両側の絶壁から落ちる滝が多い事から来ています。