春落葉

ユズリハの落葉が盛んです。
数日前まで枝の先端が赤くなっているだけでしたが、今日はそこから1〜2cmほどの赤い新芽が噴き出しています。楠などの春落葉が季語になるくらい一般的ですが、ユズリハもなかなかのもの。なんたって古い葉っぱが新しい葉っぱに場所を譲るという事で付けられた名前ですから。
そう言えば前の家の楠は毎春芝が隠れるくらいの勢いで落葉が降り注いでいました。建替時に伐採したのですが根を掘り起こすのに一日かかっていました。人の背丈ほどの苗木が20数年で2階の屋根を越す大木に育ったのでした。そりゃあ落葉も大量な訳です。
このユズリハはそれよりずっと小さいですから、手間はそうかかりません。
モッコクも枝先の赤いところから艶やかな萌黄色の新芽が伸びています。こちらは春落葉ではなく、かと言って秋の落葉もなく年間通してチラホラと落ちているようです。
なかなか新芽が出なかったこの2本、遅れ馳せながらやっと新芽を出し全員揃い踏み。
盛夏に向けて準備万端です。