世の中の進歩してますね

暫く前からS司がPCが欲しいと言っていました。
今のネットブックでは能力不足のようで、学校の備品であるノートPCをよく持ち帰っていました。
かみさんもどちらかと言うと私同様ケチなので、
「なんでそんな高いのが要るの? Dellの5万円程度で良いじゃないの。」
「そんなんじゃ遅くて仕事がはかどらん。」
なんでも15-6万円もするものが欲しいそうです。
何かの計算処理をするのかもしれません。学校にあるデスクトップと同様のスペックをご所望です。
お子ちゃまに甘いtanuoさんは、
「買ってやれば良いじゃん。」
それでかみさんも渋々承諾。これもお子ちゃまへの投資と思えば安いものです。
15年前と比べるのも変ですが、かみさんが初めて買ったWin95のノートPC、シャープのメビウスですが30万円もしていました。その後買換えたDellのノートPCもXPが出て間もない頃で16万円。それらと比べればさほど高いものでもありますまい。
それが昨日納入されました。スペックを見てビックリ。


CPU : Intel Core i7-2600S [2.80GHz/L3 Cache 8MB/QuadCore]TDP65W (標準構成価格72,800円)
水冷UNIT : Corsair CWCH50-1 [水冷ユニット](標準)
MOTHER : ASUS P8Z68-V [Intel Z68chipset/USB3.0対応/Bluetooth搭載](+4,750円)
MEMORY : 8GB DDR3 SDRAM PC-10600 [4GB*2枚/メジャーチップ・6層基盤](+3,260円)
HDD : Western Digital WD20EARX [2TB 64MB ★省電力](+2,880円)
SSD-Cache: 20GB SSD [Intel SSD 311 Series] ★SSDキャッシュ用SLC(+11,370円)
ExDrive : Western Digital WD20EARX [2TB 64MB ★省電力](+6,620円)
OptDrive : 【黒】DVD; Pioneer DVR-217JBK/MP+ソフト(+3,800円)
OptDrive2: なし(標準)
VGA : GeForce 210 512MB [DVI/D-Sub/HDMI](+3,620円)
ExCard : サウンド オンボード(標準)
LAN : GigabitLAN [1000BASE T]オンボード(標準)
CASE : 【黒】Antec Three Hundred AB(標準)
POWER : Antec EarthWatts EA-650-GREEN [650W/80PLUS](+620円)
OS : Microsoft(R) Windows7 Home Premium SP1(64bit)DSP版 (+11,620円)
Office : Microsoft(R) Office Home & Business 2010 OEM (+25,200円)
N-PAD : なし(標準)
SOFT : なし(標準)
延長保証 : なし(標準)


なにこれ? CPUだけで7万円? QuadCoreとなっていますからCPUを4個積んでいるんですね。パラレル処理はファームが受持っているのでしょうか? キャッシュメモリが8MB? 想像できませんね。
ええ〜っ! CPUは水冷なの? 昔、クレイのスパコンが水冷でしたね。能力的にはそのクレイのスパコンよりも高いのでしょう。(尤もクレイはベクトルコンピュータ。こちらは所詮スカラーコンピュータですけどね。)
アスース(台湾メーカ)のマザーボードって事は既製品を色々と組み合わせてセット販売しているんですね。一時期流行っていましたね。そういったセットメーカーが。
メインメモリも8GB、俺のが2GBで凄いと思っていたのに…。
極めつけは20GBのSSDキャッシュ。通常使用ならハードディスクのアクセス無しで全てSSDで動かせます。当然OSもここに置いておけるので滅茶苦茶速いでしょう。それこそ電源ONでいきなり立ち上がっちゃいます。シャットダウンも一瞬ですね。そりゃイラつかずに作業が出来ます。
VGAってグラフィック用のコプロセッサでしょうか。CPUが画像処理をしなくて良いのならそりゃ軽快に走るでしょうよ。
夕べ遅く帰宅したS司は食事も摂らずに早速セットアップ。
様子を見に行くとセットアップはもう終わったそうでAPソフトのインストール中。
フリーのセキュリティーソフト(私と同じAVG)のインストールもあっという間。俺のがあんなに長時間かかったのに、ブツブツ。
そして相変わらずリナックスもインストール。ブラウザも当然FireFox。その後明け方までなにやらやっていたようです。


世の中の進歩には今更ながら驚かされます。こう思う事自体がtanuoさん自身のオツムの老化を物語っている証拠でもあります。