またサボってしもうた。

昨晩御在所通勤の準備をしておいたのですが、目覚ましを止めた後もうすこしまどろんでいる内にまた深い眠りの渕に…。
かみさんのセットした目覚ましで気がついたのですが、この時刻からでは完全に遅刻。日曜でもありもはや駐車スペースは無いでしょう。そう思った瞬間また意識が薄れ深い眠りの渕へ…。
結局起きたのは10時少し前。そう言えば夕べは少し夜更かししたしなあ。


昨日夕刻所用から帰るとT哉の車が家の前にデーン。助手席にはまいちゃんの姿。すぐピーンときました。
T哉の車を動かし、まいちゃんに家に入るように言います。自分の車を駐車場に入れ家に入るとやはり思ったとおりでした。半開きのトイレのドア越に、便座に腰掛け携帯ゲームに夢中になっているT哉の姿。彼女を車の中で待たせたまま暢気な事で。少しは気を遣ってやれよ。
まいちゃんはお炬燵の部屋で爺さんとおしゃべり。久しぶりに若い女の子とおしゃべり出来た所為か爺さんも大はしゃぎです。幾つになっても男は若い女の子が好きなんですねえ。
結局二人ともお炬燵に入りなにやらやり始めました。そんな事なら最初から車の中なんかで待たせるなよ。吾が子ながら気の利かんやっちゃ。
風呂から上がるとT哉が紙切れを持ってやってきました。婚姻届です。立会人なる者の署名欄がありそこに署名してくれとの事。住所氏名だけでなく本籍も記入するようになっています。
運転免許を見ながら本籍地を記入します。この本籍地、私達が結婚した当時の住所で名古屋市内の虹ヶ丘団地なんですね。
普通の人は戸建住宅に移りそこを終の棲家とするなら本籍も移しておくのですが、家の場合は「長い人生、何があるか解らん。ローンが払えなくなり手放す事だってありえる。」と、移さずにいました。おかげで戸籍謄本が必要な時など毎回名東区役所まで出掛けていました。面倒な事を回避するつもりが返って助長していたようなものです。別に血液型と性格の相関性を信じている訳ではありませんが、これってB型人間の特徴かもしれません。
印鑑を取りにお炬燵の部屋に入るとまいちゃんが亀さんのようにお炬燵に潜り込んでいます。思わずニンマリ、かみさんとそっくり。大らかというか遠慮が無いというか。
書類を仕上げているとT哉がまいちゃんに何か言っています。「じゃあ月曜日にそれも済ますから7時出発だぞ。」
私のもとに来て「謄本って本籍でないと取れなかったよね。昭和区役所ってどの辺だったっけ。」
なんとまいちゃんの家も本籍は名古屋市内のままだったんですって。
そう言えばまいちゃんちって全員がB型だったなあ。なんとなく納得してしまいました。家もT哉を除いて全員B型。当然かみさんもB型です。


夜、T哉が帰宅すると待ち構えていたかのようにかみさんが間取り打ち合わせ。口では「もう家へなんか帰ってこないんだわ。」と言いながらも、先々の事を含めいろいろと計画しているようです。
「お爺が死んでお父も死んだら、私がこの部屋でS司がここで、二階は全部あんた(T哉)達一家。」
「一番良いのはあんたが家から通う事。そしたら家事一切まいちゃんに見て貰って私は働く。」
「S司が一生プー太郎でも家を追い出さんでね。」まるでS司の将来を知っているかのようです。「やっぱり屋根裏部屋が要るかなあ。スズキハウスの駐車場の上じゃああまりに可愛そうだから。」
「追い出さへんっちゅうとんのに。まいこもS司と同居でも良いって言ってたよ。」」
しかし若い内は舅、小姑の居ない生活の方が良いでしょう。盆暮正月にでも帰ってくれば充分です。
住宅手当が月○万まで補助して貰えるそうです。それを聞いたかみさん、
「あんた、それって年間いくらになると思ってるの。まるまる年収に上乗せされているのと同じなんだよ。」
「解ってるって。自分がどれだけ利益に貢献したか、いつも考えながら仕事してる。」
私も割ってはいります。
「常に自分を値踏みしている事。給料に見合う付加価値を上げなければ会社なんて成り立たない。他人と比べるのじゃなく自分の生み出した付加価値と比べなきゃ。それだけ支給してくれているのは期待値だって事忘れるなよ。」
云々云々。あれこれいろいろと脱線するものですからなかなか話が纏まりません。
結局床に就いたのは1時半過ぎ。3時間半しか寝られんじゃん。


睡眠時間が短かったのも間違いありませんが、それ以外にやはりなにか衰えを感じます。これが老化なのでしょう。
寒さにも弱くなったと思います。今年の正月明けの風邪から普段でもヒートテックのタイツを履くようになってしまいました。一度履くともう手放せません。昔は冬の北アでも股引なぞ履いていませんでした。
何年も前から冬場の肩こりが激しく肌着の上に防寒着を着るようになりました。肩こりは無くなりましたがこれが手放せなくなり、今ではこれでも寒いと感じるようになりました。肩こりは発熱の為身体が反応していたものでしょう。防寒対策をとればとるほど身体が反応できなくなりどんどん退化していくようです。これが老化のパターンなのかもしれません。
そして何が何でも出掛けるぞという気持ちが起こらないのも老化の第一歩かもしれません。老化は心から。やはりメンタル面が最大の砦でしょう。よし、来週こそは雪が降ろうが槍が降ろうが…。