お話(歯無し)

眼科検診の後、歯医者へ。
グラグラになっていた右上の奥歯、抜いちゃいました。その下の歯もかなり前に抜歯しており、当たるものが無ければどんどん伸びてきますわなあ。口を開けて鏡で見てもその歯だけ手前の歯よりかなり伸びているのが解かります。下の歯が無ければ咀嚼には全く関係なし。痛いのを我慢して先延ばしするよりさっさと抜いちゃいましょうって事です。
抜歯はいとも簡単に済み、麻酔注射の方が痛かったくらい。抜いた歯を見せてもらうと歯根部分はボロボロでした。歯周病菌ってよくもまあこんなに繁殖するものですなあ。呆れちゃいます。これでよくくっついていたものです。歯根と接していた顎の骨は大丈夫なのでしょうか? 大丈夫な訳ないか。その所為で「顎の骨が融けている。」とさんざん歯医者に言われていたのでした。
入れ歯の方も大分馴染んできたようですし、入れ歯をしたまま物を食べても良いとの許可もでました。
次は4ヶ月後に再チェックとの事です。
さあ、残り少ない自前の歯、一本一本大切にしなくては。
歯の数が少ないので一本当たりの磨く時間も長くとれます。
こうやってだんだん食べたい物も我慢するようになり、やがては食べる事すら出来なくなって死んでゆくのでしょうか。これもまた人生。
こんなことなら子供の頃からもっと丁寧に磨いておくんだった。今となっては後の祭りですが。