民主党代表選

党員でもないし、誰が選ばれても世の中が良くなるとは思えないし…。
私にとって、いや日本国民にとってどうでもよい事のように思えるのですが、メディアも含め皆さんなにか視点がずれているように思うのは私だけ?
政治家の資質としてクリーンである事が最重要であるかのような風潮です。本当にそうなのでしょうか。
私にはそんな事どうでも良いように思えるのですが。
政治家として最も重要な事は、国家と国民を繁栄と幸福に導く事です。
「お金にダーティーだから。」「強圧的なところがあるから。」「顔が恐いから。」「虫が好かないから。」そんな事どうでもよい事じゃないですか。そんな事を基準にして政治家を選んでいるから日本の政治は三流になってしまうんです。そう、今の状況にしてしまったのは我々有権者の責任です。
イタリア首相のベルルスコーニさん、失言、方言の言いたい放題。強圧的な態度。フリーメーソンの会員だった事も公けになっています。そして飽きる事の無い不倫の繰り返し。
それでも地道にイタリア経済復興の実績を重ねています。やるべきことさえやっていれば多少の脱線は大目に見てくれるイタリア国民の大らかさのおかげもあるのでしょうが、これが本来あるべき姿だと思う私は間違っているのでしょうか。
何事でも事を為すには適材適所がよく言われます。政治家は国家と国民を繁栄と幸福に導く事が仕事。当たり障りの無い事を言うのが上手な人は広報官でもやっていれば良いのではありませんか?
器の大きな人間は並みの人とは比べものにならないくらい、良い面も悪い面も持ち合わせています。悪い面だけを捉えて「あいつは悪い奴だ。」と決め付けるのではなく「あいつしか出来ない仕事はあいつに任せよう。」と考えるべきではないですかねえ。
因みに私も小沢さんは大嫌いです。なんたって顔が恐い。それでも大局的なものの見方ができ、力強い執行能力という点からすれば、菅さんだけでなく野党自民党の中にも彼ほどの人は見当たらないのですが…。