とりとめもなく

相変わらず毎日規則正しく7時45分に起床、洗顔後雇い歯を装着し朝食のフルーツ、8時ジャストにはまたベッドに戻りTVオン。そうです、Come come everybodyを欠かさず観ています。
最近の朝ドラは半年で終了、月〜金で話が進行し土曜日はその週の総集編を放送しています。ですから土曜日は観なくても良さそうですが、まとめ編を観ることで新たな発見もあります。
例えば、今日の放映でジャズ好きマスターが居る喫茶店の看板が映し出されていましたが、その店名がDipper mouth bluse。このお話の根底を形成しているOn the sunny side of the streetを歌っているルイ・アームストロングの愛称 Dipper mouthから採ったものである事が判ります。いやこれが解るのはかなりのジャズ通で殆どの人は気付かないでしょう。サッチモ(satchmo)ならもっと解る人も多いのでは無いか? なんて思ったり。Satchmoはsuch a mouthから来ており、いずれも彼のあの印象的な大口から付けられたものです。私がルイ・アームストロング=サッチモを知ったのは就職して職場のジャズ好きの先輩から教えられた時です。ジャズ、ブルースと言うと暗いイメージが先行しあまり好きになれないでいるのは今でも変わりませんが。
そして話中の喫茶店のマスター、世良公則さんが演じられています。ついこの前なんて劇中で世良さんが長時間に亘ってon the sunnyside ・・・を独唱されていました。
この方を知ったのは結婚前かみさんから。彼のファンだったようで、まるで知人か何かの様に「世良さん」なんて呼んでいたのが印象的でした。普通著名人って敬称無しの呼び捨てですよね。この方に限ってファンの方はこう言った呼び方をしているのかな? なんて思った事が思い起こされます。
当時かみさんからは色んな音楽家の名前を教えられました。松山千春さんもその一人で、新婚旅行?で行った北海道では彼の自宅がある足寄へ行きたいとも言われました。結局は時間が取れず行かず仕舞いでしたが。
そしてまたビリージョエルもその一人。丁度Honestyが流行っている時で、この曲は私もしみじみと聴かせて頂きました。その頃電子業界誌に「DEC(Degital equipment corporatin)の社是はHonesty(誠実)です。」なんて宣伝があり、それでなんとなく曲にも惹かれたような。その所為かどうか「常に誠実たれ。」を自分の規範とするようになったような・・・。
暫く前に記したバート・バカラックもこの頃なんですね。その後かみさんと一緒になり子供が出来て・・・、全く芸能界、音楽界とは疎遠になってしまいました。
心臓に毛が生え何事にも心を動かされなくなり、気が付けば古希もとうに過ぎてしまいました。過ぎ去りし過去を懐かしむように朝ドラに魅入っているtanuoさんです。