つばちゃんお目見え

「3羽いるよ。」とかみさん。
「少ないね。」
「もう1羽いるかもしれないけど、姿が見えない。」
「しんつばがかくれんぼしてるかな。」
「それより親がちっとも帰ってこないんだわ。育児放棄してるのかなあ。」
そりゃ人間世界だけの話だろ。と言いながらも世の中絶対なんて事は無いのである。親がいなきゃ我々が親代わりを勤めるか。でもミミズは苦手だな。
毎度の事ながら玄関ドアを開けると親が帰ってきたものと勘違いして大口あけて大合唱するのである。
しかしまだ生まれたてのせいか声がひ弱である。口の中もまだ黄色い。合唱も長くは続かない。



ランチタイムデートから帰ってきたら、ちょうど親鳥とはちあわせ。良かった。育児放棄ではなかった。こんな雨の日はエサ探しも大変だろうなあ。育児放棄に走る人間の親達にこの姿を見せてあげたい。
相変わらず雛の姿は3羽しか見えない。遅くなればなるほど【しんつば】は育ちが悪くひ弱になってしまうのである。まだ孵っていないのならの話ではあるが、早く孵ってもらいたいとヤキモキしているtanuoさんなのである。