休暇

tanuo2007-03-03

久々の休暇?である。
年初からずっと皆勤を続けていた御在所通勤or御岳スキーも一休み。偶にはのんびりと良いものである。喉のイガイガと、痰が切れず喘息のような咳き込みさえ無ければ。
寝覚めは爽やかの一語に尽きる。ベッドの中からカーテンを開けると、真っ青な空と日に輝く楠木の葉っぱが目に飛び込んできた。
一瞬にして光のるつぼと化した寝室で、枕元の本をおもむろに手にとる。暫し寝起き読書の時間。
いつの間にか3月、春である。布団から出た手も全く冷たくない。そういえば今年の冬は寝起き読書で手が冷たいと思った事は一度も無かった。
いつもはかみさんの横槍が入り中断する寝起き読書も今日は順調にページが繰られて行く。
そう、一昨日からかみさんは家出中なのである。
といってもS司の所に泊まり込んでいるだけですが。S司のアパートは今月20日までで退去。遅くともそれまでには帰って来る事は間違いない。偶にはのんびりするのも良かろうと思っていたら、夕べTELがあった。
「おとう? 今てんちゃんとラブラブ中。一緒にご飯食べて今帰ってきたところ〜。」
「明日御在所行くでしょ。夕方A駅まで迎えに来て。」
こちらの声も聞かず一方的に喋っている。私はただあいづちを打つだけ。
世の奥方達、よく旦那が何も話さないと仰るが、それはあなた方が旦那に喋る間を与えないだけだと気が付きませんか?
バルカン砲で高速連射され続けていては口を挟む間なんてありませんぜ。


レベル0のIRQやNMIが立たないおかげでパイプライン処理が円滑に進み、いつに無く読書の進行が速い。軽い疲労を覚え始めたところで時計に目を遣ると、9:00 a.m. ぼちぼち起きるかあ。
外を見るとマンサクが満開である。蕾の先が割れ黄色い花弁が覗いている状態が何週間も続いていたがとうとう咲いた。華やかさに乏しい貧相な花ではあるが、梅の次に花を付けるマンサクは季節の指標でもありいつのまにか心待ちにしているのである。この後水仙やら沈丁花やらボコボコと咲き始めるのである。