リトライそして、やったね。

Yちゃんは昨日の下呂がよほど心残りだったのか、訪問リハビリの後「温泉行きたい。」と言います。
近場では稲武の【どんぐりの湯】か平谷の【ひまわりの湯】くらいしか思い当たりません。【どんぐりの湯】は近くの夏焼温泉から引いていると思われますが泉質がいまいちです。ちょっと遠いですが【ひまわりの湯】の方が泉質が良いので昼から出かける事にします。時間の感覚が無いかみさんは帰りに広瀬簗で鮎の塩焼きが食べたいと言います。黙っていると「返事が無い。」とご機嫌斜め。「行けたら行こうね。」と言葉を濁しておきます。
12時15分くらいに家を出ましたが途中けったいな車がトロトロと道を塞いでいます。夏休みとあって普段走り慣れていない人が大勢繰り出しているようです。ほんと困ったものです。運転マナーの良いtanuoさんはじっと我慢の子、車間を詰める訳でもなくゆっくりと付いて行きます。(心の中はイライラがつのっていますが。)それでも稲武を過ぎた辺りから変な車は姿を消し順調に駆け上がって行きます。アクアではとてもこんなにスムーズには上れません。(高速を使わないので今日はA5です。)
根羽村に入り月瀬の大杉付近で【鮎塩焼き】の幟が出ているお店を見つけ、かみさんは「帰り此処に寄る。」
ここなら通り道なのでそんなに時間もかかりません。「うん、寄ろうね。」
【ひまわりの湯】到着は2時15分、ちょうど2時間で到着です。片道80km弱の距離でねえ。
そしてかみさんはひとり入浴再挑戦です。何度も来ていても健常者は手摺があったかどうかなんて全く覚えていません。出かける前にNetの写真で確認してきました。後はその手摺が上手く使えるような位置になっているかどうか。


入浴後かみさん曰く「なんとか手摺が使えたけど、端っこがもう少し長いともっと楽に上がれる。」既製品をそのまま付けるのではなく使う人の意見を参考にする事の重要さが分かります。でも何も無いよりはずっとましですか。
「露天風呂は無理だったけど内湯はふたつとも入った。」こうやっていろんな所を経験して行くともっと楽な入り方も身に着けて行けると思います。
風呂上りにはソフトクリームとジュース。これぞ温泉の楽しみ。


往路で見つけた幟看板を探しながら降って行きます。あっ、ありました。名前は富久屋。
愛想の良い小母さんが案内してくれます。メニューには定食しか無いようでしたが尋ねると塩焼きだけでもOKだそうです。
かなり待たされましたが注文を受けてから焼いている証拠。20cmほどの形の良い鮎です。あつあつを頂きます。スリムな体型でも骨ぎしには灰色のゼリーが付いています。やはり焼きたては旨いです。蓼酢とはじかみ、それに一口大のもろキュウが付いて550円税込み。
塩焼き定食が2匹とその他いろいろついて1300円ですからまあまあリーズナブルなお店です。地域の社交場となっているようで、夜はカラオケスナックになるようです。
かみさん曰く、「ここは正解だったなあ。次もここにしよう。塩焼き10匹食べよ。」「10匹も食ったら5500円だぜ。それとも数量ディスカウントがあるかな?」
「じゃあ6匹にしといたる。」ですって。
ここでの時間が影響したのか足助の街中で渋滞、平戸橋手前で渋滞で帰着は午後6時。
「次いつ行く?」「明日でも良いよ。」
「明日はいかん。ババ友とランチ。それに盆休み中だから混む。」「じゃあ来週18日、日赤の検診の翌日。」
「うん、ついでに休みが何曜か調べといて。」Netで調べると水曜休みだそうです。
「じゃあ覚えといて。」
暫くひまわりの湯と富久屋通いが続きそうです。