避暑地の出来事

別に古い映画の題名ではありません。
まさに避暑地(T町図書館)での出来事です。
今日も避暑の為T町図書館へ行きました。別にあれが読みたいとかこれが読みたいなどという興味もなく、涼しい所で涼んでいるのに手持ち無沙汰なので暇つぶしに何か。とうろついていて目についた本…。
クォークジャガー】。複雑系なる言葉が流行っていた頃出版されていたものです。複雑系に関する書籍は何冊か読んではいましたが、著者が量子力学の権威、マレー・ゲルマンである事。そのマレー・ゲルマンにどことなく取っ付き難さを感じていた事もあって、気にはなりながら読んでいなかった本。
取っ付き難かったことなどすっかり忘れ、なんとなく懐かしくつい手にとってしまいました。そしてパラパラと拾い読み。博学な著者の、想いだにしなかった一面を観るようで、気が付けばそれを手にしたままソファーへ移動していました。
そして前置きからじっくりと読み始める。時折難解な部分もあり、ふと気が付けば午後四時。まだ100頁ほどしか読んでいません。
今日はかみさんとディナータイムデートの約束があり、きりの良い所で切り上げます。まだまだ続く夏休み。明日はお出かけなのでまた明後日来る事にします。ブックマークを読みかけのページに挟み込み、元の書棚に戻しておきました。
朝の涼しい内にベッドの上で定期購読の雑誌を読む。このペースだと休み中に読み終えてしまいそう。そして午後の暑い盛りは図書館通い。夏休み中にこの本も読み終えそうです。
著者の常人とは全く異なる視点からの複雑適応系に関する物の見方に軽い驚きを感じ、それがまた心地良い快感でもあります。
さて明後日からじっくり楽しませてもらう事としましょう。