I’m home

ただいま〜、おかえり〜、アンポンタン。
週次業務の御在所通勤、いつも通り出かけたものの菰野町に入ると雨。それもかなり強い。
家を出る時は晴れていたのに鈴鹿の山並みは全く見えない。御在所が近付くにつれて雨足は強くなる一方。最早「傘でも差して歩こう。」なんて言える雰囲気ではない。まして今日もAuで来ている。ここんとこずっとかみさんにカルちゃんを取られっぱなし。シートを汚さぬようバスタオルも持って来ているが、濡鼠で車を汚すのは鬱陶しい。そう思うと切り替えは早い。菰野の街中でUターン、来た道を引き返す。御在所Hikeに執着は無いが、ちょっと残念なのは温泉に入れない事。かと言ってこんな早朝から営業している温泉なんてないし…。
帰りはいつものようにジャスコの前の道を行く。空いている筈が滅茶苦茶遅い車に前途を阻まれる。
「なんでこんな時刻にこんなにトロトロ走ってんだ〜。」と心では思っても、紳士である私は煽ったり追い越したりしないのである。(センターラインは黄色でもあるし。)
東の空はこちらとは打って変わって滅茶苦茶明るい。眩し過ぎて目が開けてられないくらいだ。そしてジャスコを過ぎ2車線区間に入るとすっかり雨は上がってしまった。四日市市内に入ると晴れ間も覗き始め、23号線は晴天下のドライブである。
「全く何をしに行ってきたの?」と言いたいが西に目をやると相変わらずどす黒い灰色の世界である。まあ今日はこんな天気だろう。ラジオの天気予報では、遅くなるほど降水確率は高くなるそうだし、沖縄には台風が近付いているというし…。「じゃあ早く帰って二度寝しよっ。」
朝の通勤ラッシュにもぶつからず順調に名古屋へ向かう。気持ち悪いほどスムーズである。
ところが、竜宮IC手前で急にピタリと止まってしまった。「土曜日にしては混んでいるなあ。」なぞと暢気なものである。別に急いで帰らなきゃならない訳でもないので、車線を変えるでもなくのんびり構えていたがちっとも進まない。この渋滞は尋常ではないと気付いた時は既に遅く高架の真上。裏道へ折れる事もできないのである。そしてラジオからは無情にも事故のニューズ。要町で事故がありその影響での渋滞であることを告げていた。いくら急いでいないと言ってもこのペースでは要町交差点まではまだ1時間以上かかる。北頭で降りるべく無理やり車線を変えなんとか降りる。下道はいたって順調。「そうだよなあ、今日は土曜日。」大抵の人はお休みなのである。
結局9時過ぎに家の近くまで帰りついた。来月からまたガソリンが値上げだそうなので満タンにしておく。2千円少々かかった。何の成果もなく無駄にガソリンを燃やし排気ガスを撒き散らしてきただけ。「神様憐れな子羊をお許し下さい。」とかなんとか言いながらまた来週も環境汚染をするのだろうな。人は生きているだけでも罪を犯し続けるものなのである。ほんとうにどうしようもないアンポンタンである。
茶店で二週間分の読書を楽しんでから帰宅。
Netでお廉いザイルを物色していたらT哉が帰ってきた。遥々と長岡から400kmの道程をGFに逢う為にご帰還である。いかにバイクだから少ないとは言え、中部山岳国立公園付近の大気を汚染しながらの帰還である。
I'm home.
Welcome home, Anpontan!