腹痛

ああなんと言う不覚、腹痛と下痢で休むことになろうとは。
幸い気がかりな事は先週末に片付いている。後は翌日からでも充分間に合う。そして特別大きな変化も今は無い。
・・・ということで昨日は休んでしまった。
それにしても原因は何なんだろう。前日(日曜)の朝は冷蔵庫に残っていた手羽先一個と梨一切れ。昼はビッグマック。夕食があの焼肉。
あたるとしたら焼肉しかないが、かみさんは至って平気だった。


しかし不味かったなあ。あんなものによく皆さんお金を払えるものだ。不味い上にお腹までこわしたんじゃ割に合わない。あそこには二度と行かない。家の者にもきつく言っておこう。
医食同源、身体が求めている物は絶対に旨く感じる筈である。不味いと感じるのは身体が拒否しているのである。もう無理には食べないようにしよう。
なんて言いながら、また同じシチュエーションではまるビ根性が勢力拡大、無理して食べてしまうのだろうなあ。
三つ子の魂、百まで。 困ったものである。


余談ですが、私は美食家でも食通でもありませんが本当に「旨い!」と思った焼肉屋が一軒あります。
そこは焼肉屋というより、店の構えも普通のレストランのような造りです。肉自体よく見ないと解りませんがしっかりと下拵えがしてあります。焼き始めると香ばしい匂いが立ちますがこの匂いからしてただの肉の焦げる匂いとは違っています。口に含むと同時に口いっぱいに広がる香味に唾液が溢れ出します。そして噛み始めるとその味が口の中に広がり、ここで始めて舌の味蕾細胞が刺激を受け食べ物の味を感じ始めるのです。
ごく一般的な焼肉屋さんではこの前段階での感覚を味わう事はできません。最後の肉の味にしても下拵えのしてないものは普通の肉の味しかしません。
別に高級な肉でなくて良いのです。廉い肉をいかに旨く食べさせるか。これがそれを生業としている人達の使命だと思っています。
「高い肉なら良い。」と思うのは日本食の素材至上主義に冒された発想だと思っています。それが日本の肉の食文化の発展を拒んでいる最大の障害ではないか? とも思います。


焼肉食うならこれからは多少遠くてもあそこへ行こう。日曜日の焼肉、あんなもんお金をドブに捨てるようなものだ。いやそれだけじゃない。お金を払って毒を飲んでいるようなものだ。