余裕たっぷりの年末

週末にこうやってweblog日記なぞを書き込んでいられるなんて、大した余裕である。
一昔前ではとても考えられない事だった。多少景気が持ち直して来たとはいえ、この時期に山を越したって事はまだまだ好況とまでは行っていない。元来グータラな私としては、暇な方がむしろ有難いのだが。(こんな事人に聞かれるとマズイ。ないしょないしょ。)


JTがまた海外企業を買収するそうだ。海外のシェア拡大の為だとか。いいのかな?2兆円も出して。煙草を止めた者が言う事ではないかもしれないが、「害厄をばらまきそれにより糧を得る」という商売は時代の流れにそぐわない。
国内での成長が望めないから海外へ。という考えもおかしい。日本人が嫌い始めた害厄を海外に輸出するのか。そんな事をしていたら海外からも嫌われる。
商売の基本はやはり人様のお役に立つ事だと思う。害厄を撒き散らして人様のお役に立ちますか?
JTの事業はタバコだけでは無い筈。2兆円もかけるなら業種転換を早め脱タバコを急ぐ方が良いと思うが…。
20歳前から30歳過ぎまでJTの前身である日本専売公社をぼろ儲けさせてあげたのだから、これぐらいの事を言う権利は私にもある。
米国では大手タバコメーカーが訴訟の標的とされ、敗訴を繰り返している。10年後には日本でも同じ事が起こり、そのまた10年後には世界中で繰り返されるのである。買収に応じたギャラハーの方が余程したたかである。脳天気なのは日本人ばかりなり…。